43話 半妖の友人 ページ3
おそ松side
狐優紀出てくの速ぇw
そういやぁ、俺達妖界に連れ去られてたんだよなぁ。
魂だけ。
気づいたのは狐優紀だって言うし、後で礼言っとかなきゃな。
羽実果「姉さん速w」
狐優紀が去っていった方を見て吹き出しているのは、トド松とカラ松のクラスに来たという海堂羽実果。
その正体は妖怪で、どうやら狐優紀とは友人らしかった。
ト「えっと羽実果ちゃん、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
羽実果「?何だい?」
何だいって…そんなきょとんとした顔で言われても。
カ「海堂と古早は友達ってことでいいんだよな?」
羽実果「古早?あー姉さんの事ね、妖怪名だと天古狐優紀だから分かんなかったよ〜、うん、そう、友達…半妖の、ね」
半妖の友達。
前回といい今回と言い、話を聞いた限り、半妖は随分と周りの妖怪達に毛嫌いされているようである。
弱いものいじめの要領で半妖がいじめられてしまうということなのかもしれない。
そうなると、半妖の数も少ないのだろう。
ト「ちなみに、羽実果ちゃんは何と何のハーフなの?」
羽実果「人魚と人間だよ〜だから変化すると耳と足が変になるんだけどね」
なるほど、だからあの時耳と足にエラ状の何かがくっついてたんだな。
というカラ松、正直状況を覚えてないからよく分からない。
海堂…羽実果ちゃんの話に一人頷きながら、もう帰ってもいいと言われた俺達の帰り支度を手伝ってもらい、家に帰ることにした。
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作者名:スノーローズ | 作成日時:2017年7月16日 20時