42話 病室で ページ2
カラ松side
まさか、急に現れた妖怪が海堂だったとは……。
これには流石に全員驚いたようでその場で固まった。
妖界を出て、赤塚救急病院に向かっている俺達、人間に変化した二人も同行していた。
ちなみに天藍ら古早が心配だとかで付き添いで来ている。
ト「まさか、羽実果ちゃんまで半妖だとは思わなかったよ〜」
羽実果「まぁ、注意深く見なきゃわかんないだろうからね〜、てか姉さん無理しすぎでしょ」
狐優紀「別に無理してないし…水中で息できる方がおかしいわ、くそ」
口調がいつもの古早と違うので少し拍子抜けする。
病室の手前まで来ると全員が不安そうな顔をしている中、扉を開いた。
お「あっ!!お前らきたの!?大した事ねえのに」
チ「心配性だね」
おそ松もチョロ松も元気そうだ。
古早が魂だけ持っていかれたのを早く気づいたのが幸いしたのだろう。
お「つーかそいつ誰?」
狐優紀「妖怪名、波城羽実果、人間名、海堂羽実果、例の、二年三組に転入してきた転入生だよ」
あー!!トド松が言ってたやつか!!というおそ松。
できればここがどこなのか、きちんと自覚を持って欲しい。
羽実果「それにしても姉さん、熱で始めてるみたいだけど」
狐優紀「寝てくる!!」
海堂に指摘された古早は叫んだ後病室を天藍と飛び出していった。
と言うか熱があるのに走っていいのか?
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作者名:スノーローズ | 作成日時:2017年7月16日 20時