4話 自己紹介 ページ6
おそ松side
俺を呼ぶ声に狐優紀ちゃんと二人で振り返るとやっぱりそこに居たのは俺の弟達。
目を丸くして弟達を凝視しながら、狐優紀ちゃんはフリーズしている。
狐優紀「やっぱり六つ子だったのか…」
お「逆に同い年って聞いてなんだと思ってたのw」
いやぁ、と言いながら笑う狐優紀ちゃんは苦笑いに近い顔だった。
狐優紀「となると、やっぱり松野君とは呼べないね、皆同じ苗字だもの」
チ「え……」
理解力が早い。
自分から自己紹介を持ち出さずに済んだ。
狐優紀「自分から言っておいて言わないのは失礼だよね……古早 狐優紀です、どうぞよろしく」
お「おぉっ!俺おそ松な!」
カ「カラ松だぜ!」
チ「チョロ松です…って今日自己紹介したよね…」
狐優紀「そうだね(´▽`;)」
一「一松……」
十「ハイハイハイハハイハーイ!!!!!十四松でっす!!!!!」
ト「トド松だよ♪」
狐優紀「よろしくね!」
随分明るいフレンドリーな子だな。
もう少し堅い子かと思ってたんだけど。
狐優紀「というか、皆の家はどっちなの?」
お「あっち」
校門を出てすぐ左に曲がった方を指さす。
狐優紀「じゃあ一緒だ、よし、帰ろう」
狐優紀ちゃんを筆頭にぞろぞろと家へ向かう。
ていうか、教室で初めて見た時、不思議な気を感じたのは気のせいだったのか?
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作者名:スノーローズ | 作成日時:2017年7月9日 0時