検索窓
今日:11 hit、昨日:1 hit、合計:5,130 hit

3話 同じ顔 ページ5

狐優紀side

ホームルームをぶっちぎっての一時間目の私への質問大会が終わり、

二時間目の数学、三時間目の体育、四時間目の自由選択科目の授業をなんとかこなし、

五時間目の英語、六時間目の世界史を終えて今は放課後。

転入初日にこのハードスケジュールはかなりつらい。

ふぅ……と一息ついた時だった、後ろから誰かに声をかけられる。

誰だろうと思って後ろを振り返ると……

狐優紀「あれ?松野君?」

声をかけてきたのはどうやら、同じクラスの隣の席の男の子、松野君らしい。

お「おう!狐優紀ちゃんだよな!!」

そういえば私の席に来る女子生徒たちの質問に答えるのに必死で、隣の席の松野君とは全く話をしていなかった。

至極申し訳ない。

お「一緒に帰ろうぜ!」

狐優紀「え?いいの?」

お「おう!あ、弟が五人いるけどな」

狐優紀「五、五人!?」

いや、きっと年下だよね。うん。そうに違いない。

お「いや、同い年だよ」

狐優紀「えっ!?」

お「声でてるし」

ありゃ、声出てたか。それにしても……

狐優紀「えっ!?同い年!?」

松野君合わせて六人ってこと?六つ子!?

?「あー!!!おそ松兄さんいたー!!!」
?「どこ行ってたのクソ長男!!!ってあれ?古早さん?」
?「えー誰誰!?知ってる人!?」
?「フッカラ松ガールか」
?「うっせえクソ松ぜってえ違う」

!?

なんということでしょう。松野君が五人います。

やっぱり六つ子だったのね。

4話 自己紹介→←2話 転入生



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 0.0/10 (0 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:妖怪松 , おそ松さん
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:スノーローズ | 作成日時:2017年7月9日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。