27話 脳内の情報整理 ページ31
一松side
お「とまぁ、こんな感じか」
見知らぬ和室で目が覚めた後、部屋に入ってきたおそ松兄さんと古早。
どうしてこうなったか、二人に聞いた僕は脳内の情報整理におわれていた。
古早が妖怪…じゃなくて半妖で、
十四松と僕は神隠しにあって妖界なるところに連れていかれ、
その犯人である九尾をどうにかするために古早が妖界に行こうとしたら兄さん達が行きたがって……。
もうこの時点でキャパオーバーだ。
何妖力分けるって。
火とか水とか草とか操るようになるとか…わけがわからない。
話を聞いて僕が思ったのは、妖界とやらにいる時に目が覚めなくてよかったという事だけだ。
狐優紀「まぁ、信じられないと思うけど、一応事実だから…受け入れられなくてもいいから一応知っておいてね」
信じるも信じないも、目の前に妖怪の姿をした奴がいたら信じざるをえない。
一「いや、信じるよ……大体古早いま妖怪じゃん」
あ、そっかーという目の前の天狐様。
自分がどういうかっこしてるか自覚あります?
妖怪なんですけど。
古早の返答に心底呆れた目を向ける僕。
僅かだが室内に沈黙が流れた……と思ったら。
十「復活ーシーム!!」
十四松が起きた。
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作者名:スノーローズ | 作成日時:2017年7月9日 0時