20話 加護 ページ24
カラ松side
Why!?なんで手からwaterがッッ!?
「「わっ水だ!!避けろ!!」」
あの妖怪…車?いや、燃えてるな。
チ「カラ松兄さんあの火車に水ぶっかけて!!」
ト「兄さん達なんでそんな変な力持ってんの!?妖界来たせいでおかしくなった!?」
おかしくないぞ?正常だ。
fireとかwater出るけどな…。←
天藍「きっと、こちらに来る時に狐優紀様から分けてもらった妖力の影響でしょう、さしずめ加護と言ったところでしょうか」
それにしては何もpowerが現れないトド松はどうなってるんだ?
疑問に思ったことを一人で考えながら火車目掛けてwaterをかける。
やはりwaterは苦手だったようだ。
パキッと割れてそのまま地面に落ちる。
?「天藍!!…って、何じゃこれは!?」
振り返ると目を丸くした狐優紀が立っていた。
天藍「狐優紀様が与えた妖力の影響ですよ!!」
狐優紀「妾はとんでもないものを与えてしまったようじゃな……」
改めて見ると今の九尾の屋敷の前の状態はお世辞にもbeautifulとは言えない状態だ。
fireが屋敷に燃え移っていないからいいようなものの、そこら中でfireが燻っている。
屋敷の入口周辺は水浸しになっているし、庭は成長した雑草で草むら状態。
これは……廃墟だな。
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作者名:スノーローズ | 作成日時:2017年7月9日 0時