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44話 ページ45

羽実果side
まぁだいたいこうなるであろう事は予想ついてましたよ。

家まで招かれて、着席させられる。
ここまでわかってた。

それにしても何するんだろ。

お「改めていうのなんなんだけどさぁ…ファミリーに入ってくんね?つか入ってくださいお願いします」

土下座したよこの人!?ボスともあろう人がだよ!?

結貴野「そっちのメリットは?」
お「見ての通り俺の兄弟達はこんな状態だし、まぁ、来んなっつった俺も悪いんだけどさ、戦力不足になったりもするし、

二人のコンビネーションはあってるから、ハッキングしてから作戦を立ててるチョロ松とトド松のサポートにも入ってもらいたいっていうか……」

なるほど筋は通ってる。

結貴野「…わかった、ファミリーに入るよ、別に私も羽実果も鬼じゃないし、この間断ったのだって明確な理由がなかったから」
羽実果「姉さんが言うなら私も構わんよ?」

断る理由も見つからないし。

お「え、マジ?」
結貴野「入れっつったの誰だ」

結貴野はそう言うとはぁっと呆れた顔をした。

十「羽実果ちゃん羽実果ちゃん!じゃあ明日から羽実果ちゃん達は僕達の仲間(家族)っすか!?」
羽実果「そうなんじゃないかな〜…多分」

あと十四松、首ガクガクさせないで視界がぶれるぶれる。

お「ん〜じゃあ…宜しくな!結貴野と羽実果!」
結貴野「宜しく…」
羽実果「オナシャス!」

さてと、明日からはたま忙しくなるな…なんといっても私達松野ファミリーに入っちゃった女子高生兼暗殺者ですから。

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作者名:スノーローズ | 作成日時:2017年6月12日 8時

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