goodbye bad person (ページ40)

今日:18 hit、昨日:0 hit、合計:3,027 hit

39話ページ40

結貴野side
それにしても…。

結貴野「おそ松助けに来たんじゃなかったのか…?その状態じゃかなり支障出るぞ」

服はぼろぼろ足は痣だらけ、加えて捻挫にヒビ。
十四松とトド松以外怪我してるし、チョロ松、一松に至っては大怪我ナンデスガ。

チ「甘く見すぎてたよね…しかも今回は全く計画性の欠片もなかったし」
結貴野「その場の感情だけで突っ込んでいったのか…相当な阿呆だな」

僕まで一括りにしないで!?
と言われたが、知ったこっちゃない。

普通敵の陣地に乗り込む場合は、行き当たりばったりだったとしても、多少の計画は立てるだろう。

兄弟思いなのはいいことだが、自分の命の危険も考えてもらいたいものだ。

羽実果「そんな事言って私達だってここに乗り込んだの全く計画なかったじゃん」
結貴野「どうせ計画立てても無茶苦茶になるだろ、あんた戦わないんだから」

遠距離の羽実果は今回は全く武器を触ってない！

強いて言うなら鞄の中に入れて肩に下げてるだけ！
何の役にもたちゃしない！

ト「それにしても、おそ松兄さんどこにいるんだろう…この間屋敷内の筈なんだけど…パソコンとか全部置いてきちゃったし…」
結貴野「ホント何しに来たのトド松…羽実果」
羽実果「ハイハイ」

羽実果はその場で、自身の背中に背負ったリュックからパソコンを取り出すと、パソコンに何やら打ち込み始めた。

何やらって言うかおそ松の居場所を特定するためのにトド松がおそ松につけていたGPSを探してるだけなんだけどね。

羽実果「あった、最上階西の一番奥」
一「GPS?」
結貴野「ご名答」

さてと、何か単独行動してるおそ松の所に行くか。

兄弟に心配かけるもんじゃないよ、全く。