goodbye bad person (ページ26)

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25話ページ26

結貴野side
それにしてもよくわかんない人達だなこの人達。
メリットないのに私達をファミリーの仲間にしようとしたりして。

十「お腹！空いた！」
羽実果「うわぁ!?」

急に大声出すなこの人…。しかもお腹すいたって。
お昼食べてないの?この人達。

チ「そういえばお昼食べてなかったね」
お「チビ太んとこ行くか?」

食べてないのかよ!?学校の前で堂々と路駐してる暇があるんだったらお昼くらいちゃんと食べろよ！

ト「あ！夕闇ちゃん達も行く?」
結貴野+羽実果「……ゑ?」←

10分後…

羽実果「姉さん、何でこうなったの?」
結貴野「私に聞かないでくれる?(汗)」

私だってよくわからないのだ。
勝手に連れてこられて、何故か知らないが、オレンジジュース奢られてる。
周りにいるこの人達はおでん食べてお酒飲んで…ってまだ昼間なんだけど…。

もう本当にわけがわからない。

お「チビ太～なんか情報ねえの～?」
ﾁﾋﾞ「情報ったってなんの情報でぃ」
ト「例えばdarkmoonの情報とかさぁ」

そんくらい調べろよ。つかこの人たち酔ってるよ。

ﾁﾋﾞ「ったくこいつらは…」
結貴野「チビ太さんは情報屋なのか?」

表向きはおでん屋のようだけど。

ﾁﾋﾞ「まあそんな所だな」

そんな所なんだ。
そして呆れた目をおそ松達に向けるチビ太さん。
本当にこの人達強豪ファミリーか?

松野ファミリーを恐れている人達がこれを見たら拍子抜けするに違いない。

羽実果「そして何でここにいるのかわからない私達」
結貴野「うん……」
ﾁﾋﾞ「おめえらは何かこいつらに関係あるのか?」
羽実果「関係あるというか、関係を持たされたと言うか…」
結貴野「同業者であることに間違いはない…」

その歳で!?というチビ太さん。

まあ、確かに高校生でこんなことしてる人なんてそうそういないとは思うが。

羽実果「気がついたら有名になっちゃってたね～」
結貴野「最近になってからだろ…チビ太さん知らない?【夕闇】と【影刃】って暗殺者」
ﾁﾋﾞ「あ～ってまさか」
羽実果「私達だよ」

嘘だろ!?なんて言ってますが事実なんですね～。
それにしてもこの人達は…呑気の塊だな。
酔い潰れてるし、家に帰れるのか。

結貴野「うだうだ言ってても仕方ないな、それじゃあチビ太さんまた」
ﾁﾋﾞ「お、おう気ぃつけて帰れよ～」

羽実果と一緒に席を立ってその場を去る。
そういえば明日仕事あったなぁなんて思いながら。