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15話 ページ16

おそ松side
まさか初対面で馬鹿と言われるとは…。

いや、確かにさっきの船から逃げ遅れたのは俺が仕事サボってカラ松と一緒にいたからで、
馬鹿と言われるのも無理n...ってカラ松も十分馬鹿じゃねえか!!!

そうやって一人悶々と2人の...女子(?)の発言について考えていると、ガコンっと船が止まった。
どうやら岸に付いたようだ。

しかもここ、見覚えのある海岸だなとか思ったら…赤塚区じゃん!!!
潮の流れも速いのによくこんな所停泊できたな。

八人揃ってぞろぞろとボートから降りる。

?「赤塚区か...」
?「このぶんだとすぐ帰れそうだね」

……え、この二人ここの近所に住んでんの?

ト「二人ともこの辺りに住んでるの?」
?「だから、何で住んでる地域まで教えるんだ...」

までって、俺らまだ何にも教えて貰ってねぇって!

?「まぁまぁ姉さん落ち着いて、まあ、この辺に住んでるって言ってもあながち間違いではないよね」
?「あんたは何でペラペラペラペラと……個人情報に関わるようなこと喋るなあああああ!」

おい、もう一人の方大丈夫か?
首ガクガクなってんだけど。

チ「って言うか、もしかして君達暗殺者だったりする?」
?「「……っ!!!」」

わっかりやすい反応だな…。
ってことはこの二人もしかして。

?「バレちゃったねぇ【夕闇】」
夕闇(?)「あ・ん・た・はぁ〜!」

夕闇(?)の方は気性荒いのか?また首がくがくやってる。
っつー事は、首ガクガクやられてるのが【影刃】ってことか。


……そう言えば【夕闇】と【影刃】って確か推定高校生くらいの女子だったよな...実際そうだったとして、女子高生に助けられた俺らなんなの。

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作者名:スノーローズ | 作成日時:2017年6月12日 8時

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