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10話 ページ11
羽実果side
眞城ファミリーのボスのこめかみを撃ち抜いた後、結貴野と合流する場所へ向かった。
結貴野「何とかなったみたいだね」
羽実果「松野ファミリーにも見つからなかったしね」
本当に奇跡だと思う。
あれだけの強豪ファミリーだ、きっと見つけるのだって得意だろう。
結貴野「ここに留まってると見つかるかもしれないから早く脱出s…((バァーンッ」
結貴野が脱出しようと言いかけた時だった。
船の甲板が爆発し、一部が炎上している。
続いて五回六回と爆発が起き、船が傾く。
羽実果「姉さん、これやばいんじゃ…」
船が傾いたということは船の底の部分に何らかの損傷が起きたという事だ。
つまり、10分もしたらこの船は沈む。
結貴野「羽実果、乗客の避難を全員に混ざってやって、私は逃げ遅れた人がいないか見てくる」
私はこくりと頷くと乗客の避難を手伝いに走った。
私達はあくまで眞城ファミリーのボスを暗殺しに来たのであってほかの乗客たちや船員を巻き込むつもりは毛頭ないのだ。
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作者名:スノーローズ | 作成日時:2017年6月12日 8時