あ「ねぇ、なんでこうなったの？」 安「え？（ニコッ」コ「え？（ニコッ 」赤「？（黒笑」べ「フフ（微笑」ジ「（ニタリ」

42話 痣 ページ47

コ「…Aお姉さん


その首、どうしたの？」






なるべく隠してたけど気づかれた


さすが死神







鋭い




きっと赤井さん…いや、沖矢さんも気づいてたんだろうけど

敢えて聞かなかったのかな







あ「あぁこれ？

ちょっと引っ掻いちゃってさ、ははっ


そんなに大したことないんだけどね？



やっぱり大袈裟かな包帯は…

絆創膏ってカッコ悪いじない？」






コ「…引っ掻き傷くらいじゃ

普通は包帯巻かないんじゃないかな


それに首って


怪我しにくいよね」



沖「その傷、気になりますね


ちょっと、見せてもらえませんか？」







え、





引っ掻いたじゃ通じないの？今時は




やばい、結構自然な演技したはずなのに




この包帯の下そんなに見たいの？？







あ「な、なんですかお2人とも



引っ掻いたって言ったじゃないですか」






ジリジリと近寄って来る2人





ガシッ！




沖矢さんに手を掴まれて
やっと自分が危ない状況だと悟る







＿＿＿この痣を見られたらいけない









沖「坊や、今ですよ」


あ「ちょっ！離して…っ！」



両手首を掴まれて動かせない





グッ




私、この世界に来て

……力強くなってるはずなんだけど




それでもビクともしない



赤井さんってどれだけ力あるの？！





あ「なんですか寄ってたかってっ…！




引っ掻いたんですってば



離してくださいよ沖矢さん



この……っ…変態！」




沖「…何もそこまで言わなくても…」









ジタバタしてる間に

死神は私の背中に飛び乗るし





コ「ごめんねAお姉さん！」


あ「ぅわ！！？」



シュルッ




パサッ




解けた包帯が床に落ちる



あ「………」

コ、沖「「………」」

やばいやばいやばい







コ、沖「「…！！？


誰にやられたの/ ですか？！？！

Aお姉さん/さん！」




あ「あ、いや…ちょっと掴まれちゃっただけでっ…！(ニコッ」



コ「そんなはずないよAお姉さん」

沖「この痣は明らかに
意図的にやられたものです

それも、かなり強い力で…」







あぁもうだめだ…




＿＿＿＿隠しようがない







いいか、打ち明けよう＿＿＿＿？






どちみち話さないといけない



時間の問題だったから









あ「………ジン(ボソッ」


コ「？！？！」

沖「………(ピクッ」





あ「教えてもいいですけど


秘密はそちらから話していただけませんか？」

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