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叫ぶ。 ページ3

ある日、らりるの3人はLamの家で遊んでいた。
少し空いている窓の隙間から風が入り込んでくる。
以前は腰くらいまであったLamの髪は胸下までの長さに切られている。
風が髪を揺らす。
穏やかな時間が3人を包んでいた。
しかし突然、

『うわあああああああああああああ』
Lamが叫んだ。
「なにいいいいいいい」
「えええええええええ」
つられてりぬくんとるとくんも叫んだ。

「Lam!びっくりしたじゃん!」
りぬくんが言う。
「何?どうしたの?」
るとくんが優しく聞いてくる。

しかし、Lamはそれどころじゃない。
スマホを握りしめたまま、ベランダに飛び出し
『ありがとおおおおおおおおお』
と、叫んだ。

思わず2人が吹き出す。
「Lamどうしたのww」
「こわいよww」

2人の笑い声を聞き、Lamは正気を取り戻した。
そして、部屋に戻りスマホの画面を自慢げに2人に見せつけた。

2人がのぞき込む。
画面には、

抽選の結果、チケットがご用意できました。
すとめも東京。

そんな内容が書かれていた。

「えー!!すごっww」
「応募してたの?ww」
2人が驚く。

『もちろんですよ!!しない理由がありません!』
Lamは、嬉しそうにその場をくるくる回る。

『いやー、楽しみだな…(o´罒`o)』

「Lam、すとめも初めて??」
りぬくんが聞く。
『いえ、初めてではないです。2回目です!』

「("⊙Д⊙")えっ!!そうなの?!」
るとくんがすごく驚いた顔をした。

「Lamみたいな子がいたら絶対覚えてるはずなんだけどな...」
と、るとくんが考え込む。

『ん?それってどういう...』
聞こうとした瞬間、莉犬くんが大きな声を出した。

「いいこと思いついた!」

Lamは、るとくんと顔を見合わせたあと、またりぬくんの方を向きドキドキしながら聞く。

『なんですか?』
「なに?」

すると、りぬくんはちょっと自慢げに言った。
「すとめもの時、Lamをメンバーに合わせようよ!」

『...............。』
「あっ!それいいかも」
るとくんは答えたけど、私は頭が追いつかない。

(すとぷりに...会う...?誰が...?えっ、私?)

『ええええええええええええけええええ』


Lamのとびきりでかい声が家中に響き、ベランダにいたすずめが飛び立った。

会いたい。→←続編ありがとうございます!



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りう - あの犬の顔見てやめちゃった?私、元々犬より猫の方が好きなんだよね だから、犬嫌い 名前だって、しいぬ りいぬって間違えたし (2018年10月15日 19時) (レス) id: e88be3d420 (このIDを非表示/違反報告)
さーぁや - 前の作品に行きたいんですが作品名教えてください (2018年9月23日 22時) (レス) id: 2671f00f49 (このIDを非表示/違反報告)
- 神レベル!(*´∇`*)更新待ってます~! (2018年7月27日 19時) (レス) id: 20dbb851d6 (このIDを非表示/違反報告)
Lam(プロフ) - 蒼空さん» うわあああああ!ありがとうございます!! (2018年7月27日 12時) (レス) id: 67ffb87aa3 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空 - この小説大好きです!更新頑張ってください!(*´∇`*)))) (2018年7月27日 0時) (レス) id: 20dbb851d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らむ。 | 作成日時:2018年7月16日 20時

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