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Bad 38. ページ42

貴方side


「やぁ、エレン。

集中出来てないようだな」



体を慣らしながらブレードとガスを補充し、練習場

に来るとどうやら先約がいたそうで。



それは目の前で無様に地面に着…墜落((


悔しそうな声をあげながらまた木にトリガーを刺し

込みながら飛び上がる。




「…あ、その角度だとトリガーが…」



「…!?」



「ですよねー」



案の定トリガーは木に刺さらずエレン共々地面に落

ちる。




ははっ、と笑いながら近寄り声をかける。




「何か考え事でもしてるのか?


全く集中出来てないじゃないか」



背後からの声にエレンは振り向きもせず



「うっせぇなぁ!


ほっとけ!……あ?」



自分以外の誰かの存在に気付き、バッ!と振り向く

エレンの顔は昔と変わらないギラッギラの瞳を持っ

ていた。



私はまた、その瞳に吸い込まれる…






「はは、昔から面白い反応をするな、エレンは」


笑いを含みながら見下ろすとエレンは私の名前を呼

びながら少し顔を赤らめながら俯いた。



スッとエレンの腕を持ち上げながら立たせると

悔しそうにこちらを見つめた。



「ん?どうした、エレン」



「…っ」




…ま、なんとなく察しは付くけどな





なんども口を開いては閉じるを繰り返しているエレ

ンを見てよし、と言った。




「久しぶりにコレを使うから体慣らしに手伝ってくれ

ないか、エレン」




本当はもう慣らし終わっていたがまぁ、多いに越し

たことはない。



先にあの巨人の所まで着いた方が勝ちな、負けたら

飲み物奢れよ、と言って飛び上がる。



後ろから待ってください、と慌てて飛び上がるエレ

ンを見ながら巨人目指して駆け出した。





さて、あいつらの始末はどうするか______






胸元にあるナイフの存在を確かめながら

巨人の首元…うなじにブレードを振り下ろした。

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カルク(プロフ) - 菜央さん» ありがとうございます!頑張りますね( *`ω´) (2015年1月7日 15時) (レス) id: 4fb59d232f (このIDを非表示/違反報告)
菜央 - カルクさん» 頑張ってください!応援してます! (2015年1月7日 2時) (レス) id: ce2a0228df (このIDを非表示/違反報告)
カルク(プロフ) - 菜央さん» コメントありがとうございます! 頑張って期待にお応えできるように更新します! (2015年1月6日 22時) (レス) id: 4fb59d232f (このIDを非表示/違反報告)
菜央 - 気になる・・・ (2015年1月6日 4時) (レス) id: ce2a0228df (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カルク | 作成日時:2014年12月4日 20時

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