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一瞬、何が起きているのか分からなかった


…抱きしめられてる?


近藤さんと土方さんと総悟に囲まれ
強く抱き締められていた


近「俺達に会うまで良く生きててくれたっ」


…ははっ近藤さん、、泣いてるよ


私の頬にまで落ちてきたよ



土「おい、こういう時は大声で泣きやがれ馬鹿。泣きやすいように俺ら3人で囲ってやってんじゃねぇか」


そう言われて初めて目から涙が出ていることに気づいた



声にならない叫びを上げながら

どこかスッキリしている自分を感じながら

3人に身を委ねて泣いた


涙を流したのはいつ以来だろうか

お母さんが死んだ時以来かな

泣くってこんなにも気持ちのいいものなんだ





そっからの記憶はない


気づいた時には重たい瞼を開け、
自室の天井を見ていたのだった

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作者名:たにこ | 作成日時:2018年5月20日 16時

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