今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:12,769 hit
小｜中｜大
課長の自慢 ページ28
翌日。いつも通りに会社に出社したら、課長が
「市川さん、ちょっと仕事についてなんだけど、打ち合わせあるから、資料室に来て」
と言うから、資料室に行ったら、課長が騒ぎ出した。
「俺ね、友達が５０人になったんだよ！ すごくない！？」
……訳の分からない自慢話を始めて。
「仕事も最近減ってきたし！ ずっとテンション高いままだよ！」
私にとってはどっちでもいい話をずっとしていて。
気になって聞いてみた。
『あの、課長。仕事の打ち合わせはしなくてもいいのですか？』
「ん？ あー、あれ噓。市川さん、たまには息抜きもしてねって意味で呼んだんだよ」
……騙された感じがすごくする。あー、やだやだ。
『それならそれで、そう言ってくれればよかったのでは？』
「でもこうやって、ちゃんと呼び出していろいろと教えられるんだよ俺！ すごくない？」
……結局は自慢をしたかっただけの課長でした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 15人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「オリジナル」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
この作品が参加のイベント オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜吹雪（調子がいい時浮上）(プロフ) - あいらさん» ありがとうございます。 (2017年6月16日 19時) (
レス) id: ac47545f94 (このIDを非表示/違反報告)
あいら(プロフ) - 面白いです！続きが気になります＾＾ (2017年6月15日 16時) (レス) id: 6fc9b22ea0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜吹雪 | 作成日時：2017年1月24日 21時
