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大橋さんと石川さん ページ29
資料室から戻ると、大橋さんが近くに来た。
「何の話だった？ 仕事？」
真面目だなあ……。けどさ、自慢したかっただけってこと言いにくいよ。
「課長……！ 全く、そんな話をするなって言っておいたのに！」
『え、何の話ですか？』
大橋さんの言い方からして、多分、課長の話した内容を知っているんだとは思ったけれど聞いた。
「あ、課長がね、市川さんに自慢話をしたいなあ、って前に言っていたんだよ」
全くその通り。そう言おうとした瞬間、
「我が愛しの由佳ちゃーん！ 今日も可愛いねぇ！！！」
と、無駄にテンションが高い石川さんが来た。
『今大橋さんと話していたんですけど。あと、今日は４５分も遅刻してる』
「話に割り込むのはよくないぞー。市川さんが可愛いのは認めるけど、遅刻も駄目だぞ」
容赦ない私の言葉と、地味に石川さんの意見を肯定しながら説教する大橋さん。
「祐樹君だってさ、由佳ちゃんが可愛い子と認めてんじゃん。仲間だよ」
「全力で否定させてもらう」
どうも、石川さんと大橋さんは釣り合わないみたい。
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桜吹雪（調子がいい時浮上）(プロフ) - あいらさん» ありがとうございます。 (2017年6月16日 19時) (
レス) id: ac47545f94 (このIDを非表示/違反報告)
あいら(プロフ) - 面白いです！続きが気になります＾＾ (2017年6月15日 16時) (レス) id: 6fc9b22ea0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜吹雪 | 作成日時：2017年1月24日 21時
