氷鷹家の長女 IV【あんスタ】 (ページ25)

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☆決断ページ25

誠矢「…………それが、君の答えですか」

『えぇ。勝手に決めて…迷惑かけてしまってごめんなさい』

誠矢「良いんですよ。家族というのは本来そういうものなのだから。僕も彼女も、君の幸せを願っていますからね」

『ありがとう…父さん』

「「「「海外！？！！？！！！？！」」」」

『…少し、音楽と演劇のお勉強に行きたいと思ったの』

北斗「…昨日、母さんと父さんと話していたのはその事だったのか」

『えぇ』

泉「期間は？長いの？？」

『5年。…必ず、帰ってくるわ』

レオ「勝手だなぁ、お前も。…でも、いいと思うぞ！！！そんなお前が大好きだ☆」

『ふふ、ありがとう』

零「………」

『すねないでよ、零くん』

零「別に、すねてなど」

『必ず、5年後帰ってくるわ』

零「……我輩も、一緒に」

『あなたは薫と一緒に歩んでいくと決めたんでしょう。…残って？海外から、あなたたちの活躍ぶりが聞けることを楽しみにしてる。あぁ…そうだ』

零「…？」

ﾁｭｯ

零「………っ今」

クスッ『あなたの焦った顔、久しぶりに見たかも♪しばらく、お預け！』

零「たくっ…どこでそんなの覚えてきたんだよ。分かった。ただし…辛くなったら、すぐに連絡よこせよ」

『もちろん。私の【光】………いいえ、王子様♪そういえば、口調だいぶ元に戻してるのね』

零「わん……晃牙に言われてな。ジジィの方が良かったか？」

『どっちも好きよ』

零「……はぁ…向こうで俺以外のやつにそんな事言うなよ」ボソッ

『んー？』

零「なんでもねぇよ！」