元夢ノ咲の女王はEdenの姫【あんスタ】

罪 ページ9

スバル「見て見て！！Aちゃん先輩〜！俺の大好きな大吉！！！！」


大吉「わん！！！！！！！」



『……可愛い子ね』


スバル「でしょー！さっすがAちゃん先輩！！分かってる〜♪」


『…あなたは、私のことを好きだと言ってくれたわね』



スバル「！もちろん」


『そんなに優しくていい人じゃないのよ、私。偽善者なの。結局は悪者になった……大切な、愛していた友達を何人も傷つけた』


スバル「ん〜……ほんとに俺は何も知らないんだけどさ、それをAちゃん先輩が悔いて振り返って…嫌だと、戻りなくないって思うならいいんじゃない？」


『……え？』


スバル「だって、それだけ間違えたことを【悪いこと】だと判断してるならさ、もう二度と同じことは繰り返さないじゃん？」


『それはそう、だけど』


スバル「ほら、前を向いて！一歩を踏み出そうよ……！！Aちゃん先輩は笑ってる方が似合うからさ！！！！！」スッ


あぁ、なんて眩しいんだろう


でも



『…その手は、取れないわ』


スバル「なんで……」


『一生をもっても償いきれないの、私の罪は』

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