ドライな彼女 S.S (ページ38)

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｢潤くん相手に果たして私の手料理を振舞っていいのか考えてた｣

潤｢なんだそんなこと？笑普通に美味しいけど｣

｢そりゃよかったよ｣

悩みもあっという間に消えて、ついでにご飯もあっという間に無くなって出勤する時間になった。

｢じゃ。行ってきます｣

潤｢ん。行ってらっしゃい｣

潤くんは何の用事かわかんないけど、多分就職が決まった会社のなんかがあるんだろうなと思って、特に聞いていない。
まあ、聞く必要ないし。
とりあえず、私より家を出るのが遅いらしい。

久しぶりに行ってらっしゃいって言われたな……
寂しい生活送ってきたもんだ。

月曜日はあんまり気が乗らないけど、お昼は潤くんの作ってくれたハンバーグあるし、夜ご飯も潤くん作だから頑張ろー

朝、気合いを入れたらあっという間に昼になった。

ひゃっほーいお弁当食べれるー

智｢あれ？お弁当？久しぶりだね。最近見てなかった気がする｣

｢そうなんだよ。やっぱ節約しないとって思ったし、毎回外食とかコンビニのおにぎりとかだと体に悪いしね｣

智｢俺も弁当の方がいいのかなーけど、早く起きるのめんどっちーな｣

｢大野なら、料理上手そうな子に、俺の弁当も作ってくれない？とか言ったら、心配することも無くなくお弁当が手に入るじゃん｣

智｢いやー、それが出来るのは翔くんくらいだよ｣

｢え？自分の人気さご存知ない？｣

智｢人気？なんだそれ笑｣

まじか、こいつほんとに自分がモテてるの分かってない笑