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31、覚悟しとけよ? ページ33

Aside


私はその日の部活はとてつもなく上機嫌だった。

だって中学校生活初めての友達だよ!?

嬉しいに決まってんじゃん!

ドリンクをR陣に届けるために運んでいると幸村たちの会話が聞こえてきた。

幸「今日のAはどうしたんだ?朝はあんなにテンションが低かったのに…」

ジャ「たしかに。朝はこの世の終わりかってくらいテンション低かったよな。」

まぁ朝は……ね?

やばいくらい目立ってたから。

丸「あ!A、目立てて嬉しかったんじゃね?」

仁「なら俺たちはいい事やったのー。」

おい。

そんな訳ないだろ。

朝は目立ってたからテンションが死ぬ程低かったんだよ。

私は階段を降りながらドリンクが出来たとR陣に呼びかける。

みんなが集まると一人一人にドリンクを渡していった。

そして丸井と仁王のに渡す時。

私は黒い笑みを浮かべて言った。

『丸井。仁王。お前ら練習終わったら覚悟しとけよ?』

ドリンクを受け取った二人は数秒間、体が固まった。

私はその間に違うコートに行ったけど動き出した時には顔面蒼白で凄く慌ててた。

謝ろうと私のところに来ようとしたのか二人はこっちに向かって走り出そうとした。

でもその前に真田に捕まってGAME OVER。

何か真田に説教された後にテニスコートから出ていった。

どうせ罰で外周して来いとでも言われたのだろう。

ざまぁみろ!

これに懲りたら反省して、こんな事するのは辞めるんだな!

まぁ、真田に怒られたからって私がこの後に1回締めるって事は変わんないけどね。

マジで覚悟しとけよ?

私は外周している二人を横目に、他の部員たちにもドリンクを配り続けた。

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作者名:澪音 | 作成日時:2021年2月21日 18時

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