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そんなこんなでまた月日が流れ、
私たちは小学校を卒業した。
母「A制服似合う!!」
「そう?」
姉「わぁぁAがもう中学生とか私嬉しすぎて泣く!!」
「そんな大袈裟なっ」
姉「私も大学頑張ろっと!」
母「そうね!なっちゃんも大学生!!」
「頑張ろうねお姉ちゃん」
姉「うん!!!」
私より6個年上のお姉ちゃんは今年大学生。
大学卒業して落ち着いたら真一郎くんと結婚考えてるらしいけど、言うてどっちもヘタレだから話題にならないとか。
姉「てかほんと大人っぽいよねA」
「?」
母「そうね…中学生になると色んな学校の子が来るから心配!」
「…あ、でも佐野くんと一緒だよ私」
母「え!?そうなの!?」
姉「はー!?もう付き合っちゃいなよ!!」
「あはは…」
母「佐野くんが居るなら安心!!」
姉「一緒に通学とかしないの〜?」
「佐野くん朝ダメだから一緒に行けない」
母「ふふっ、佐野くんらしいねっ」
姉「そーなんだぁ。じゃ帰りは一緒かなっ」
「たぶん」
母「青春ね」
姉「青春だ!」
「楽しむねっ」
長くなった髪の毛を整えて、準備完了。
「それじゃ行ってきますっ」
母「うん!気を付けてね!」
姉「行ってらっしゃい!」
皆に見送られながら私は家を出た。
新品のローファーが可愛くてお気に入り。
やっぱりイマドキギャルみたいにルーズソックスは私には似合わないから、代わりに白のニーハイにしたり、短めのソックスにしたり色々試そうと思う。
「…はぁっ!頑張ろ!」
まぁそんなことより私は、
佐野くんと同じ学校に通えることが嬉しかった。
今日からどんな生活が待ってるのかな!
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作者名:Sちゃん | 作成日時:2023年3月6日 2時