note 612 ページ13
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マ「んー」
「やっぱり朝はダメなんだねっ」
マ「ん、全部寝る」
「勉強は?」
マ「後で教えてA…」
「たい焼き奢りね」
マ「んー…てか家来て…」
「分かった」
マ「…」
佐野くんの頭を撫でるとふにゃふにゃした顔してた。
「よし、それじゃ私行くね」
マ「んぇ?」
「クラス違うから」
マ「……最悪」
「また来るからっ」
マ「うー可愛いから心配…」
「大丈夫だよ」
マ「…現に後ろのヤツらお前のこと探しに来たみてぇだけど、ぶっ飛ばしていい?」
「えっ?」
後ろを見ると男の子たちが私を見ていた。
マ「マジでうぜぇ…1回殺してくる」
「だめっ」
マ「…」
「良い子に出来たらご褒美あげる」
マ「え、なに?えっち?」
「はっ!?ば、こんなとこでそんな事言わないで…!」
マ「いーじゃんアイツらに見せつけられるし」
「っ!?」
そう言って立ち上がった佐野くんに腰を引かれて、
思わず胸元に手をついてしまった。
『『『はぁぁぁッ!?!?』』』
マ「ふっ」
「ね、ねぇ恥ずかしいから…」
女の子たちからもキャーキャー言われてしまい、
さすがに恥ずかしくなって佐野くんを押した。
マ「ガキはこんなんで騒ぐんだなっ」
「もう」
マ「ふふっ」
満足した顔で席に着いた佐野くん。
マ「帰り迎え行くから待ってて」
「分かったよ」
マ「ん」
そう言うとまた寝てしまった佐野くん。
「ふぅ」
私も佐野くんに会えて満足したから、
ちゃんと頑張ろ。
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作者名:Sちゃん | 作成日時:2023年3月6日 2時