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マ「クー…」


春「マイキー寝んなぁあッ!起きろってえ!ほらァ!」


マ「んー…ムニャムニャ…」


春「んふふ〜!!」


九「三途きっしょ」


「…」




5メモリ目まで来た頃にはもう頭がぐわんぐわんしていた。
何とか自我を保っている感じで。




九「社?」


「…へ」


九「どこ見てんの笑」


「…ん?」


九「真っ赤じゃん」


「…えへへ」


九「!」


「佐野くん…寝てるねぇ…」


九「あ、あーうん」


「可愛い…」


九「飲まねーの?折り返しだぜ」


「うん」




無意識で6メモリ目まで飲んでいた。
それをココくんが楽しそうに見ていた。




「…」


九「大丈夫か?」


「…ん」




もうちょっとで10万円と言う考えしかなく、
私は残りコレだけならと思って最後まで飲み干した。




九「お、やるじゃん」


「…」




一気に飲んだら頭にすぐ回ってきた。
気持ちよくてふわふわする感覚に包まれる。




春「マイキーの肌スベスベェ!!!」


マ「クー…」


「…さ、の…くん」




私はこてんっと横になり寝ている佐野くんを眺めた。
可愛くて仕方ない。


でもなんか暑い。部屋が暑い。




「あつい…」


九「…え、社?」


「んー」




暑かったので佐野くんから借りたパーカーを脱いだ。
タンクトップになったらこっちの方が涼しい。




九「っ」


「さのくーん…」




佐野くんに手を伸ばすが爆睡している彼には届かない。
動いているとまた暑くなって今度はショーパンを脱いだ。




九「お、おいバカっ!脱ぎ過ぎだっての!」


「んえ?」


九「(えっろ…!!)」


「んー…」




佐野くんの所へ行こうと頑張るけどフラフラする。




「ここくん…」


九「なんだ?!」


「だっこ…」


九「俺!?」


「あっち…つれてって…」


九「あ、そゆことな…」




ココくんは立ち上がって寝っ転がっている
私を抱っこして起こしてくれた。




九「ほら頑張れよ」


「んっ」


九「えろい声出すんじゃねぇっ」


「えー?」


九「えーじゃねぇよ」


「ふふっ」




ココくんは佐野くんの隣まで連れて来てくれた。
私はすぐに佐野くんを抱き締めて腕の中へ。





マ「ンガッ…」


春「ァア!?くそあまぁ…」


「…?」


九「絡むな三途」


春「まぁいきーはおれんだ」


「…」









***

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作者名:Sちゃん | 作成日時:2021年9月23日 23時

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