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***
「んん〜…」
マ「ん〜…どらやきぃ…」
春「まぁいき〜おはぁよおお」
九「ボスに群がり過ぎだろお前ら笑」
佐野くんに抱き着いている所へ三途くんがのしかかって来ておはようを連呼している。
「さのくんすきぃ」
マ「クー…」
春「おはよまいきぃ?まいきー!!」
九「オラ離れろお前らー」
そこへココくんが皆を佐野くんから引き離していった。
三途くんは離しても戻って私ココくんに後ろから掴まれていた。
九「三途しつけぇな」
「…」
九「社も寝んなよー」
「ん…さのく…?」
九「ん?」
「さのくん…すきぃ」
九「ちょっ…!」
ついにはココくんを佐野くんと勘違いし始める始末。
私はココくんにしがみついていた。
「…さのく…」
九「はぁ…よしよし」
「んー…すき…」
九「っ…(可愛すぎんだけど…!)」
「えへへ」
九「あーやべぇ…にやける…」
マ「んにゃ…クー…」
春「まぁいきぃ…」
「…」
九「え、あの2人寝るくね…」
マ「クー」
春「カー…」
九「やば」
「んー…?」
九「あっ」
「…さのくん…」
九「ボスじゃねーけど代わりにな」
ココくんが私を抱き締めて背中を摩ってくれた。
それが心地好くて私はココくんに擦り寄った。
佐野くんだと思ってるから何でもありなんだ。
「さのくん…ちゅーしたい…」
九「ッ!?」
「だめ…?」
九「ばっ…それは…」
「んー…」
九「(どうするよ俺!目の前には現実離れしたクソ可愛い女の子居て近くで彼氏寝てんのにキスしようとかっ…く、でも俺はこの先彼女出来んのかも怪しい人間だし、赤音さんはもう居ねぇし…)」
「…」
九「何待機してんだよバカ…」
「…」
九「あぁもうっ」
「…ん」
九「…」
唇が暖かい。触れるだけのキスだった。
九「…」
「んふふ」
九「ばぁか」
「…」
九「(ボスまじでごめん…お前の彼女可愛すぎて我慢出来なかった…)」
「…」
崩れるように体をココくん預ける。
強烈な眠気と酔いが襲って来る。
「…」
九「!」
「…」
九「大丈夫か?」
「ねむ…だっこ…」
九「お、おう」
抱き締められて背中をポンポンされていたら
秒で眠ってしまいそうになる。
でもまだ甘え足りなくてココくんの手を握る。
九「(俺もこんな彼女欲しい…)」
「…」
***
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作者名:Sちゃん | 作成日時:2021年9月23日 23時