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note 323 ページ24

***







マ「でも気持ちの面では意外とAの方が上かもよ」


「えっ?」


マ「俺もケンちんもメンタル弱い時あっから」


「…」


マ「Aはそーじゃないだろ」


「…そうかな。たまに暴走するけど」


マ「まぁ暴走した時はお互い様だろっ」


「!…うん」


マ「俺がAの事止めるからAは俺を止めてくれ」


「分かった!」


マ「頼んだぞ」




佐野くんはニカッと笑ってそう言った。
私もつられて笑った。


これが支え合うということなのか。
そう思った。




マ「さー早く帰ろー」


「うん!」




でも私たち2人が暴走した時は
誰が止めてくれるんだろう?


そんな事にならないとは思うけど、
そうなった時はどうなるんだ。




マ「競走しよー」


「えー?」




私の事だけでも皆に伝えておいた方が良いのかな。




マ「おせーぞ!」


「佐野くんが速いのー!!」









***

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作者名:Sちゃん | 作成日時:2021年9月23日 23時

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