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「三途くん待ってー」


春「さっさと歩け雑魚」


「歩くの早い」


春「お前の足が短いんだよ」


「普通ですぅ」


春「ふん。俺みたいなのがなげーって言うんだぜ」


「あーそうだねー」


春「は?反応薄死ね」


「三途くんの足の長さとか興味無いもん」


春「てめぇ…」


「ほらもう追いついたっ」


春「あーめんどくせぇコイツ」


「ちょっと。そろそろ仲良くしようよ」


春「死んでもヤダ」


「佐野くんに言うよ」


春「すぐ告げ口かよ」


「佐野くんが何かあれば言えって」


春「はぁーー…ボス甘すぎんだよホンットに」


「?」


春「お前荷物持ちな」


「え?」


春「(俺がこき使ってやろ)」


「分かった」


春「は?」


「荷物持ちね」


春「え」


「んじゃ早く行こ」


春「ちょ…(否定しねーのかよコイツ!!)」


「はーやーく!」


春「うるせぇ引っ張んな!!」




私は考え事をしていた三途くんの服を引っ張って
急いでコンビニへと向かった。


最寄りのコンビニルートだと灰谷兄弟が出没する可能性があるので別ルートで違うコンビニに来た。




春「なんで近くじゃねーんだよ」


「さっき行ったら灰谷兄弟が出たから」


春「あ?ボス居たろ」


「追い払ってもらったよ」


春「ちっ。めんどくせぇ女なのになんで虫寄ってくんだよ意味わかんねー」


「やっぱり私は自分が思っている以上に可愛いのか…?」


春「ねぇから安心しろ」


「酷い。オトコオンナめ」


春「次言ったら置いて帰る」


「ごめんなさい」


春「ん」









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作者名:Sちゃん | 作成日時:2021年9月23日 23時

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