first love 7 �� 嫉妬 ページ7
( y . j )
.
兄ちゃん達と別れ
ただ今俺の部屋で勉強中
さすが頭が良いだけあって教えるのが上手い
「 ここはこの公式使って… 」
「 ええと、あー……こうか！ 」
「 おぉ〜、正解！ 」
「 よっしゃ！！ 」
二人で喜んでいたら不意に
コンコン、ガチャ
とノックの後ドアが開いた
「 お、勉強か？ 」
視線やるとそこには
ジュース ( 多分コーラ ) を入れたコップ二つ、
そしてこの前依頼先の人から貰ったクッキーを幾つか乗せたお盆を持つ兄ちゃんが
「 これここに置いとくからな
あ、クッキーは二人で全部食っちまっていーぜ 」
「 わ、有難う御座います！ 」
「 ありがと、兄ちゃん！ 」
「 おう！
じゃあAちゃん、ゆっくりしてってな 」
にこ、と笑顔浮かべながら軽く手を振って出ていく
するとAが
「 一郎さんって良いお兄さんだね 」
「 当たり前だろ、兄ちゃんだぜ 」
「 それに三郎くんもいいこ 」
「 嗚呼そうだ………、は？ 」
あぶねぇ、あぶねぇ
危うく同意するとこだった
「 正に理想的なお兄さん、礼儀正しい可愛い弟
山田くん幸せ者だね 」
……いやいやいやいや
確かに兄ちゃんは理想的な兄貴だ
けどなぁ…
「 三郎のどこが可愛いんだよ 」
「 え？
三郎くんすっごい可愛いじゃん 」
「 全然、クソ生意気 」
俺の返答に驚いた様な表情をするA
いや待て、
寧ろ御前のその反応の方がびっくりだわ
この短時間で彼奴の何を知ったっつーんだ
「 これから一週間、三郎くんに毎日会えるのかぁ… 」
「 地獄だな、どんまい 」
「 天国 」
「 御前騙されてっぞ 」
「 三郎くんにならいいよ 」
「 アホか 」
なんてくだらないやり取りをする
……けど気に食わない事がただ一つ
「 一郎さん、三郎くん… 」
「 ？、どうしたの 」
「 は？…嗚呼いや、何でもねェ
ほら続きしようぜ 」
「 お、山田くんやる気満々だね 」
「 うっせ 」
俺の事は家に呼ぶ程仲良くなってンのに " 山田くん "
でも今日会ったばかりの兄ちゃんは " 一郎さん "
三郎は " 三郎くん "
何だか気に食わねェ
「 また正解だよ、山田くん 」
「 ……おう 」
「 どうしたの、元気無いね？ 」
苗字呼びでも名前呼びでも何方でも良いじゃねーか
それに此奴は彼女じゃない、ただの友達
だったら尚更何方でも良いハズ
けどなんか嫌だ
.
first love 8 �� じろーくん→←first love 6 �� 初対面
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お も ち .(プロフ) - みっぴさん» 早く付き合わせてあげたいです…。有難う御座います、更新頑張ります！ (2018年11月18日 22時) (
レス) id: 2fce9e7069 (このIDを非表示/違反報告)
お も ち .(プロフ) - 椏萌☆紅弥さん» 可愛く書けてましたか？安心しました… (2018年11月18日 22時) (レス) id: 2fce9e7069 (このIDを非表示/違反報告)
お も ち .(プロフ) - 楽さん» そう言って貰えて嬉しいです…！ (2018年11月18日 22時) (レス) id: 2fce9e7069 (このIDを非表示/違反報告)
みっぴ - はよ付き合ってしまえｪｪｪｪｪｪ!!!更新頑張って下さい!!! (2018年11月4日 8時) (レス) id: f7ba867b23 (このIDを非表示/違反報告)
椏萌☆紅弥 - さぶろー、きゃわたん。 (2018年10月30日 22時) (レス) id: d67f03efe8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お も ち . | 作成日時：2018年9月28日 18時
