ora［XXVlll］ ページ30
✝
え、この子なんで私の名前知ってんの？もしかしてストーカー？いや赤ん坊はしないだろう。
あ、でもこの子喋れるし立ってるしなんかほかの赤ちゃんと違いすぎるし...、いやいや！純粋な赤ちゃんを疑うとかダメでしょ。うんうん、きっと違うんだよ。そうだよ聞き間違えだ
｢聞き間違えじゃねーぞ｣
｢ですよネー...、、
お宅、もしかしたらご心術使えちゃえますか｣
｢使えちゃいますね〜｣
マジかぁぁぁぁあああ！！！！
赤ん坊ってどれだけ進化してんだよ！私の知ってる赤ちゃんはそんな事出来ねーよ！家の弟でも出来なかったよ！
セコちゃん以外に心読まれる人いたら痛いわ！
｢と、取り敢えず！喋ったりしてるのは置いといて！君はなんで私の名前を知ってるの？｣
｢なんで、か。”常識”だからだゾ｣
｢へ...。常識？｣
なんの常識だ。名前を事前に調べておく事？首を左右に振る赤ちゃんからしてそれは違うか。じゃぁ、なんだよ常識って。
もう私ついていけねー
｢教えてーのは山々だが、上からの命令なんでな。お前が本当に知る時に、話してやる｣
｢？分かったー｣
なんだろう、雰囲気変わったぞ一瞬で。知る時ってなんだろう、いつ来んのかなそれ。一生来なさそう...。
ボルサリーノを被る赤ちゃんが、もう一度、私の目の前で、真っ直ぐに瞳を見詰めながら、口を開いた
｢だから、忘れるな。俺と、そして”今から”出会う大切な奴らの名を｣
｢...名前、｣
全てを見透かす様な、真っ直ぐな瞳をした赤ちゃん、リボーン君はニィと笑って、頷いた。
｢先生ぇーっ！｣
向こうから持田君の声が響いて聞こえた。その方向を見ると、ケーキの袋を持った持田君が私を探しているみたい
｢連れが来ちまったみたいだな。｣
｢ゴメンね。私もう行かなきゃ｣
｢気にすんな。俺が突然話しかけたんだぞ、お前がそんな顔をすることはねー。｣
なんて紳士みたいな言い方だろう。セコちゃんよりカッコイイかも...。ジトーっと隣で睨んで来る視線を無視してリボーン君の頭(帽子被ってるけど)を撫でた
｢一人で帰れる？｣
｢舐めんなよ、俺はれっきとした大人だ。帰り道ぐれー、分かるぞ。それに、俺にも連れ(という名の生徒)がいるからな｣
｢そうなんだ、それじゃぁ、お揃いだね！｣
｢ああ。んじゃぁな、A｣
｢うん、バイバイ｣
手を振りながら持田君のもとに向かう。一度も、リボーン君の方を振り向かずに
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蓮@(プロフ) - 鏡さん» 神レベルぅ！？大袈裟ですよ笑ですが、ありがとうございます！早く更新出来るよう頑張ります！ (2017年1月7日 11時) (
レス) id: 265fac0211 (このIDを非表示/違反報告)
鏡 - 神レベルに面白かったです(≧∀≦)更新待ってます^ - ^ (2017年1月7日 1時) (レス) id: a4c5ed2f5a (このIDを非表示/違反報告)
蓮@(プロフ) - liar@嘘つきさん» キ、キリンですか！？二倍ってとても長いですね...笑お返事遅れてすみませんでした。更新頑張ります！もうすぐ続編に行くのでこれからも宜しくお願いします！！ (2016年12月26日 23時) (レス) id: 265fac0211 (このIDを非表示/違反報告)
liar@嘘つき(プロフ) - 大変面白くて、１日で追いついちゃいました。更新、首をキリンの二倍位のばして待ってます！頑張ってください! (2016年12月25日 21時) (レス) id: fa6b5c8eda (このIDを非表示/違反報告)
蓮@(プロフ) - 蜻蛉さん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2016年11月30日 15時) (レス) id: 265fac0211 (このIDを非表示/違反報告)
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