ora［XVl］ ページ18
✝
沢田君の家にお邪魔させて貰い、玄関まで見送ってくれたお２人さん。お母様にお礼を言って、沢田君を見た。
｢また明日ね、沢田君｣
｢はい！また明日、先生｣
｢うん！｣
失礼します、とお辞儀をしてドアを開けた。最後に手を振って前を見る。やっと終わったぜイエイ！
｢早く帰って猿ちゃんの料理食べたいわーっ｣
『｢..ふん。食いすぎると太るぞ」
｢余計なお世話じゃボケェ。いーじゃん、女子はご飯が好きなんだからさー！｣
(そこは普通デザートを言うんじゃねぇのか？)
相変わらずセコちゃんは無愛想だわ。と歩きながら横で歩くセコちゃんを見る。幽霊のくせになんで足あんだよ。もう慣れたけども。さっ...と、優しい伸びやかな風が吹く。それにつられてヒラヒラと白衣が舞う。私の黒い髪とセコちゃんの髪も。...およ？？
｢実体化したんかよオイ｣
｢なぁ、A」
実体化したセコちゃんはこっちを振り向いて口を開いた。その場に立ち止まり、首を傾げる。なに、どうしたそんな真剣な顔をしやがって
｢なに？｣
｢......いや、何でもねぇよ」
｢ハー？そんな真剣な顔をして何も無いってどゆこと！？｣
｢るせぇ、燃やすぞ」
ハイ、スミマセン。最終的にはカッ消されるのね、うん。完全な自分勝手だコイツ
もーいいや、ジト目をしながらまた歩き出す。あー、早く帰って猿ちゃんの飯食いたいー！
｢...守ってやるからな」
｢？セコちゃーん、行くよぉ！！｣
｢...ああ」
何コソッと言ってんの。最近独り言でも増えたのかコイツ。ゴォッ...。はい、申し訳ない
でも。
やっぱりセコちゃんがいると、とても落ち着くよ。
君といて、もう何年も経った。今じゃあ、いて当たり前な存在になったセコちゃん。きっちりしてて、大人で頼りになる人だ。怖いけど。だけど、とても優しいから
家族、なんだ。
｢頼りにしてるよ、相棒｣
｢...何言ってんだテメェ。とうとう頭のネジどっかいったか」
｢失礼だなオイ！｣
訂正。やっぱこの人マジ失礼すぎだわ。
クスッと笑い合う。セコちゃんはあまり表情には出さないけど、頬が緩ん出るのがわかる。んー、なんかいいの見た
最高だよ、私の相棒さん
｢たりめーだろ、俺を誰だと思ってる。」
天下のボンゴレ二代目だぞ。
そう言ったセコちゃんは、とても逞しかった。
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蓮@(プロフ) - 鏡さん» 神レベルぅ！？大袈裟ですよ笑ですが、ありがとうございます！早く更新出来るよう頑張ります！ (2017年1月7日 11時) (
レス) id: 265fac0211 (このIDを非表示/違反報告)
鏡 - 神レベルに面白かったです(≧∀≦)更新待ってます^ - ^ (2017年1月7日 1時) (レス) id: a4c5ed2f5a (このIDを非表示/違反報告)
蓮@(プロフ) - liar@嘘つきさん» キ、キリンですか！？二倍ってとても長いですね...笑お返事遅れてすみませんでした。更新頑張ります！もうすぐ続編に行くのでこれからも宜しくお願いします！！ (2016年12月26日 23時) (レス) id: 265fac0211 (このIDを非表示/違反報告)
liar@嘘つき(プロフ) - 大変面白くて、１日で追いついちゃいました。更新、首をキリンの二倍位のばして待ってます！頑張ってください! (2016年12月25日 21時) (レス) id: fa6b5c8eda (このIDを非表示/違反報告)
蓮@(プロフ) - 蜻蛉さん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2016年11月30日 15時) (レス) id: 265fac0211 (このIDを非表示/違反報告)
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