154話 ページ25
手にまで文字が浮かんできている状態は危険を表しているらしく、そろそろヤバイと直感で感じた。
うわぁぁぁあと悲鳴を上げる綱吉は何とかして治してもらうために男にしがみつく。
言っちゃ悪いが、見ているこっちは恥で仕方がないよ
｢オレは100万の患者を見てきたが、男は1人もいねぇ。例外は０だ、今までも.....これからもだ｣
｢そんなぁ〜.....！！｣
へにょり、その場に倒れ込む綱吉。
反対に問うが、お前は女しか診てきていないことになる。医者だからといって、それはあまりにも..........キモすぎる
｢(....なんか今寒気がしたような...)諦めな｣
｢.......ねぇ｣
男がこちらを向く。一瞬にして目をハートにするそいつは見ていて腹が立つ。
｢どうしたのかな？美しいレディ｣
｢君は男は観ないんだよね？｣
｢勿論｣
なら、反対にさ。
綱吉が持つ病気を、私の体に移せばいいんじゃないかい？
そう言うと、目を見開く男。周りも呆気らんとする
｢私の体に移した病気を、貴方が治す。女しか診ないんなら、私は治すでしょ？｣
｢.......お嬢ちゃん、本気で言ってるのかい？｣
｢当たり前だ｣
｢お、お姉ちゃん！！｣最早体中に浮かび上がった字。時間はない、もし移せたとしてもオペは難しいだろうね。だけど 私は死なない
母さんを、母さんと綱吉を残して死ぬ訳にはいかない
綱吉も死なせない。この子がいなくなれば母さんは悲しむ。
何も失わない。
目と目が見合わさる。男の目は、真剣なものに変わった
｢.......死にてぇのか？｣
｢いや...｣
生きるためだ。
そう言うと、男は床に座る綱吉と私をゆっくりと見た。そして、口元を上げる。
｢....仕方ねーなぁ〜、今回だけだぜ？｣
｢！！ほ、本当ですか！！？｣
｢ああ。お前の姉ちゃんに感謝しろよ｣
階段を上がっていく男に続き、シャツを着た綱吉は泣きながら私に抱きついてきた。
ウザったらしいので一発顔面を殴ったけども。それでもありがとうと言われるのは悪気はしなかった
｢...おめーは行かないのか？｣
｢.....群れるのは嫌いだよ｣
｢今更だな｣
それでも付き合ってあげたのを褒めて欲しいね。実際はいらないけど
ぴょんっと１段階段を上ると、こちらを振り向かずに赤ん坊は言った
｢姉らしかったぞ A｣
それだけ。ただそれだけだけど、赤ん坊はニヒルと笑って階段を登っていった
姉らしい、か。
｢そんなの、当たり前でしょ｣
私は綱吉の”お姉ちゃん”なんだから
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プリン★スポ隊副隊長兼信者兼かぁびぃ(駄作者)愛し隊 - 藍ちゃんwwwひっどwww腹いてぇwwwwww (2018年1月11日 23時) (
レス) id: 4588ab3ba5 (このIDを非表示/違反報告)
蓮@(プロフ) - れたすさん» すみません。年齢は詳しく設定していませんので、気にしないで頂けると嬉しいです。区切りが悪いのは作者の文章力が足りていないと思います、本当にすみません (2017年1月9日 2時) (レス) id: 265fac0211 (このIDを非表示/違反報告)
れたす(プロフ) - なんか場面の区切りがわからなくていろんな人の年齢？が把握できないです……140話時点でのツナ、雲雀、ツナの姉の年齢を教えて欲しいです (2017年1月9日 1時) (レス) id: 27b91ac37c (このIDを非表示/違反報告)
蓮@(プロフ) - コーセルテールさん» 塾頑張りますね！！さっさと終わらせて更新したいです！！ (2016年7月29日 20時) (レス) id: 265fac0211 (このIDを非表示/違反報告)
蓮@(プロフ) - 竜菜さん» ありがとうございます！！必ず日曜続編しますので！！( ‐ω‐)b (2016年7月29日 20時) (レス) id: 265fac0211 (このIDを非表示/違反報告)
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