148話 ページ19
何人かの不要物持ち込みを回収した後、それらは全て廃棄処分にする
返す、などという行為はしない。
だってそれらは全て持ってきた彼ら自身が悪いんだから
自業自得だよ
｢会長、これが最後です｣
｢......多いね｣
｢ええ。やはり初日は浮かれてますね｣
不要物を持ってきた人物のリストがずっさりと乗っている資料に目を通す
ここにいる者達は全員、後で反省文を書かせるとしよう
何度も注意を受けている奴は倍だね
｢規則硬いですね〜｣
｢仕方ないよ。文句を言うなら上に言ってね｣
｢むー、私オジサン嫌いなので遠慮しますぅ〜｣
まぁ、それも一理ある。
この並校はそこら辺の高校より頭がいい分類に入る。即ち、少しは揺るがしてもいいと思うが、彼らもまた地位のある存在だ
揺るがせば問題が起きる可能性もある。それが起きれば彼らの地位はなくなるだろう。
それを恐れて、彼らは規則を厳しくしている。私は彼らの事なんてどうでもいいけど、こっちも規則に関しては一理あるが
どっちにしろ、風紀を乱さなかったら関係ない
教育委員会も大変なご様子の様だ
ハッと鼻で笑う。いい気味だと思うよ
さぞかし今は苦労してそうだね
｢一樹、お茶｣
｢御意｣
コップに注がれるお手製のお茶を飲むと、立ち上がるとお気に入りのソファに倒れ込んだ
アイマスクを着けて、一樹達に少し寝ると伝え重い瞼を閉じる
あぁ、眠い。そんな眠気に飲み込まれながら、ある事に気がつく
この感覚......、前にも味わったな
そんな事を考えながら意識を手放した。
時間差というのは否か。私としては止まって欲しいものだが。
目覚めた所は、久しぶりに来たあの白い世界。
つい最近までは見なかったもので、新鮮だと思った
ここへ来るのは何度目か、意識を集中させ机と椅子を出す
ここは思ったものが出てくるから便利な世界だ
｢久しぶりに一人で過ごせるね｣
誰もいないここではよく私の声が響く。本当に怖いほど白いこの世界は私以外は何も無い。
あえて言うなら｢無｣の世界だ
だがそれが何故か、とても私には安らぎを与えてくれる。
溜まりに溜まったストレスが開放されていくような気がして、ここが軽くなった
ああ、色が無いって最高
｢疲れが溜まるとここに来れる仕組みになってるのか、｣
いやでもつい最近はここには来なかった。それに前は少し心が乱れた時に来ていたし関係ないか
と一人考えていると一口、ほろ酔いな甘いココアが口の中に広がった
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プリン★スポ隊副隊長兼信者兼かぁびぃ(駄作者)愛し隊 - 藍ちゃんwwwひっどwww腹いてぇwwwwww (2018年1月11日 23時) (
レス) id: 4588ab3ba5 (このIDを非表示/違反報告)
蓮@(プロフ) - れたすさん» すみません。年齢は詳しく設定していませんので、気にしないで頂けると嬉しいです。区切りが悪いのは作者の文章力が足りていないと思います、本当にすみません (2017年1月9日 2時) (レス) id: 265fac0211 (このIDを非表示/違反報告)
れたす(プロフ) - なんか場面の区切りがわからなくていろんな人の年齢？が把握できないです……140話時点でのツナ、雲雀、ツナの姉の年齢を教えて欲しいです (2017年1月9日 1時) (レス) id: 27b91ac37c (このIDを非表示/違反報告)
蓮@(プロフ) - コーセルテールさん» 塾頑張りますね！！さっさと終わらせて更新したいです！！ (2016年7月29日 20時) (レス) id: 265fac0211 (このIDを非表示/違反報告)
蓮@(プロフ) - 竜菜さん» ありがとうございます！！必ず日曜続編しますので！！( ‐ω‐)b (2016年7月29日 20時) (レス) id: 265fac0211 (このIDを非表示/違反報告)
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