142話 ページ13
この人は何時どんな時でも笑顔を絶やさなかった
ずっと、清らかな雰囲気を漂わせていた読めない人だった
穏やかで、優しすぎておかしな人
だけど、そんな人は私にとってはとても尊敬に値する人だ
真剣な話なんて、滅多にしないのに
今目の前にいる人は、校長ではなく、私が昔からよく知るおじさんそのもの
｢Aちゃん、私は最後まで貴方に任された仕事をするつもりです｣
それはいつの日か、結構昔に彼に言ったこと。
まだ、少しだけ若かった時
｢しかし、私はもう若くない。歳をとった身であり、その影響で昔みたいには体が言う事を聞きません。手も、動かすのがやっとです｣
｢校長、貴方...｣
”手を動かすのがやっと ”その言葉で嫌な予感が横切った。
まさかこの人は
｢流石の私でも、病には勝てませんね｣
ああ、そうか。
だから今日、貴方は私を呼んだんだね
それを伝えるために
｢何時から｣
｢...沢田君の授業参観に来た時から、です。｣
あの時にはもう、貴方は知っていたというわけか
知っていて、貴方は私の頼みを引き入れてくれたのか
｢医者から宣告されました、余命はあと一年弱らしいですよ｣
ほっほっと笑う校長に、私は無表情で彼を見た。
何故そう笑える？
自分が後一年しか生きられないというのに。
何故、笑っていられる？
｢治る方法は....？｣
｢今の技術ではありません。不死の病らしいので｣
｢.....そう｣
治らないのに、貴方は笑う。
私には、理解出来ないよ
｢そう悲しい顔をしないでください、あなたを悲しませたくはないんですよ？｣
｢...悲しんでなんか、ないよ｣
｢ほっほっ、.....それでいいんです、私なんかの為に、貴方は泣いてはダメです｣
ゆっくりと、頬に当たる大きな手。
昔はもっと大きかった手は、今は痩せほせている。
懐かしい、貴方の手
記憶に残る、小さき日の思い出
悲しくは、ない。
辛くも、ない。
ただ、ただ.....
｢何故、こんなにも貴方は暖かいんだい...？｣
この手のどこに、そんな暑いものがある？
｢これは、心ですよ。それを感じるということは、貴方に私の心が伝わっているという事です｣
｢貴方の、こころ....｣
それは、”感情”なのか
貴方の心は、今何を思っているのか
目に映る、彼の目はとても優しくて
とても、寂しいと、そんな感情が混ざったモノ
なぜそんな目をする？
なぜ、貴方は.....
最後まで、私に優しいの
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プリン★スポ隊副隊長兼信者兼かぁびぃ(駄作者)愛し隊 - 藍ちゃんwwwひっどwww腹いてぇwwwwww (2018年1月11日 23時) (
レス) id: 4588ab3ba5 (このIDを非表示/違反報告)
蓮@(プロフ) - れたすさん» すみません。年齢は詳しく設定していませんので、気にしないで頂けると嬉しいです。区切りが悪いのは作者の文章力が足りていないと思います、本当にすみません (2017年1月9日 2時) (レス) id: 265fac0211 (このIDを非表示/違反報告)
れたす(プロフ) - なんか場面の区切りがわからなくていろんな人の年齢？が把握できないです……140話時点でのツナ、雲雀、ツナの姉の年齢を教えて欲しいです (2017年1月9日 1時) (レス) id: 27b91ac37c (このIDを非表示/違反報告)
蓮@(プロフ) - コーセルテールさん» 塾頑張りますね！！さっさと終わらせて更新したいです！！ (2016年7月29日 20時) (レス) id: 265fac0211 (このIDを非表示/違反報告)
蓮@(プロフ) - 竜菜さん» ありがとうございます！！必ず日曜続編しますので！！( ‐ω‐)b (2016年7月29日 20時) (レス) id: 265fac0211 (このIDを非表示/違反報告)
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