・ ページ9
「入るぞー、A。」
『ちょ!!ちょっと待ったァァァァァァァ!!』
「?!?」
『い、今丁度お風呂入ってたから下着姿なの!!!』
「はぁっ?!」
ふぅ・・・。間一髪だった・・・。
万次郎はなんかごちゃごちゃ言っていたけど聞き取れなかった・・・。けれど、これだけは聞き取れた。万次郎が大きな声で言ってくれた言葉。
「じゃぁ、明日の朝8時からデートして祭り行くぞ!!」
万次郎はそれだけ言い残して「じゃあな!!」と言いながら帰って行った。
で、で、で、デート?!!万次郎と?2人で?!しかもお祭りも?!え、え、・・・これは夢ですか・・・。
私がにやにやしているとガン見してくる春ちゃん。
「・・・お前今俺がいること忘れてただろ?」
『あ、ごめんらさい・・・。そっだったねぇ〜〜〜。』
ダメだ。呂律が回らないよ春ちゃん。私は今万次郎のことで頭がいっぱいなんだ・・・。申し訳ないがもう少しだけこの甘い時間を私にくれ・・・。
「・・・っくそビッチ。」
『そーらね〜〜〜。』
「すぐ股開くくそビッチ。」
『う〜ん。そだね〜〜〜〜。』
「っ今日はもう帰る。」
『ん〜〜〜?なんれー?』
春ちゃんは私の質問に答えてくれなかった。
春ちゃんが強くドアを閉めて出ていくのでビックリして甘い時間に浸っていた私の魂が戻ってきた。。信じられないことにドアをみると10cm程のヒビが入っていた。
・・・な、な、な、なんてことをしたんだ。春ちゃん!!!
____________________________________________
『わ、我ながら可愛いじゃないか!!』
鏡で見る自分が自分じゃないようにみえた。髪はお洒落に結んで髪飾りだってしてある。浴衣は万次郎の好みに合わせてカワイイ系を着た。化粧も薄くしてある。
万次郎喜んでくれるかな?なんてちょっとうずうずしながら1人で舞い上がっていた所、メールの着信音が鳴った。誰だろうと思いながら携帯を開けると三途春千夜とかかれてあった。
・・・春ちゃん??こんな朝早くにメールなんて珍しい・・・。
私は恐る恐るメッセージをみてみた。そこにかいてあったのは
_____________________________________
「風邪引いた。」
_____________________________________
たったの1文だった。
886人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
@ - これで終わりですか?(11) (12月11日 23時) (レス) @page11 id: d21974408e (このIDを非表示/違反報告)
いちご丸 - 病みはるちいいうぃいい (9月2日 16時) (レス) @page11 id: 7e45dba670 (このIDを非表示/違反報告)
あああああ - 共依存的になってきたああああ最高うううう病みはるちいいいいいい (2021年8月30日 16時) (レス) id: e3414a79a5 (このIDを非表示/違反報告)
わをん(プロフ) - 弥生ちゃんさん» 病み春千夜最高にいいですよねぇ!!閲覧ありがとうございます。 (2021年8月26日 17時) (レス) id: c24f4f2318 (このIDを非表示/違反報告)
弥生ちゃん - 病み病みなのかな?このはるち最高です! (2021年8月26日 0時) (レス) id: 91d204e144 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:わをん x他2人 | 作成日時:2021年8月21日 15時