ヤンデレな彼にスクラップにされてしまい･･･【三途春千夜】

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『ごめんなさい！ごめんなさい！！もうしないからっ･･･！！』

「勝手にほざいてんじゃねーよ」


春千夜は急にポケットからカプセル錠のようなものを取り出す。


『春ちゃん･･･？なにそっっ！！


春ちゃんがカプセル錠を２錠飲むと私にも口を無理やりこじ開けて薬を4、5錠入れてきた。

『んんっっ･･･！！』


･･････何この薬！？！吐き出さないとっっ･･･！！



「おい、吐き出しでもしたら殺すからな？」

『っっ！！』

「はやく飲めよ！！！俺に逆らうのか？？！！」

春ちゃんは銃を私のおでこにあててくる。


私は思いっきり薬を飲み込んだ。


『言うとうりにするから！！！逆らわないから･･･お願い銃を撃たないで！！』





「･･･俺に指図すんなよ･･･うぜぇ･･･。」



『っ！！』



春ちゃんは私を殺すくらいの勢いで両手で首を締めてくる



『く、苦しい"･･･！！！』



本当に死んじゃう！！息ができない！！苦しいよ･･･春ちゃんっ･･･！！



「･･･はは、･･･その顔･･･最高にそそるわ！！！！！！」


なんで笑ってるの･･･？


春ちゃんおかしいよ･･････。怖いよ･･････。




『んっ""！！！』


さらに強く首を締めてくる。もう意識がもうろうとしていた。





嫌だ･･････春ちゃんに殺されるなんて･･･狭い部屋に閉じ込められて人生終わるなんて･･･。まだあの人に会えていないのに･････････。





『助け･･･って･･･まんじろーっ･･･』




私は無意識に彼の名前を呼んでしまった。1番言ってはいけない時に･･･1番言ってはいけない人の前で･･･。




「ま、んじろー？」



『春ちゃんこれはちがっ･････････。』





『ん！！！』



「死ねよ･･･。A。ほかの男を呼ぶAなんて俺のAじゃねぇ･･･。Aを返せよ」



『何を言って･････････






私の首筋に細い針が刺さる。意識が遠くなって体が段々冷たくなっていくのが自分でもわかった･･･。



「ふふ･･････最高に可愛い････。」





･･･こんな結末って･･･。･･･せめて･･･せめて･･･万次郎に合わせて欲しかった･･････。



･･･春ちゃん･･･。私は春ちゃんのこときっと一生許せない･･････。




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