よ ページ17
『あ、こんばんは、俺Aという者でして…』
猗「話しかけるな。俺は弱い奴に興味はない。」
なんか、凄い人が来た。
いや、正直凄い人かはわからないのだが──瞳に上弦ノ参と書いてあるので、少なくとも鬼の中でも五本指には入る凄い人であることは変わりない──、濃い桃色の髪の毛と、体に掘られた幾何学模様の刺青、派手だ、凄い派手。
そして一言話しかけただけで、かなりの威圧感を感じる、こわ、今回はまだ俺なんも悪いことしてないよ、いつ地雷踏んだ。
どさ、と男性を1人置いて帰ろうとするところを引き止めると、もう凄い目で睨んでくる、こっわ。
『お名前だけでも、聞かせてはくれませんか。』
すると、
童「この方は猗窩座殿って言うんだよ、久しぶり〜A！」
猗「触るな。」
童磨さんが来た。
しかし童磨さんが来ると、何故かより不機嫌になった猗窩座さん？は、すぐに帰ってしまった。
童「彼、ああ見えても俺の1番の友人なんだ。君への無礼を許してやってはくれまいか。」
にっこりという音が聞こえそうなほど綺麗な笑みを浮かべているが、多分相手はそんな風に1�个盪廚辰討い覆い隼廚い泙后�童磨さん可哀想。
『はぁ…、いや別にそれに関しては良いですけど。
今日は何しに来たんですか。』
童「あれ、この前より冷たくない？」
名札を作ってやったんだ、あと此れ。そう言って差し出されたのは、
『俺が凶暴な犬か何かと勘違いしてません…？！』
しっかりめの猿轡──棒を横向きに咥えるような形になる類のもの──と、鋼でできた首輪だった。
いや、俺逃げないから、そういうのいらないから。
もう煩くもないし。
童「いやぁ、Aに似合うと思って。職業:家畜だから、それらしくしてみようかな、と。」
『鬼畜か！！』
いらないです、俺そんなものより実用的なものが欲しいです。
『俺、紙と鉛筆が欲しいです、出来たら机とか、あと鏡も欲しい、実は鬼になってからの自分の顔まだ見たことないんです。』
童「え、そうだったの？知らなかった。ちょっと待っててね。」
鳴女殿、お願い、とこの屋敷を出て行ったと思いきや、すぐ帰ってきて、俺が欲しかったものを全部取ってきてくれた。
『神か…。』
童「そうだねぇ、Aも万世極楽教に入信するかい？」
『いえ、俺無神論者なんで。今のは誇張表現です。童磨さん、もしかして教祖様でもやっていらっしゃる…？』
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串(プロフ) - 罷免さん» はじめまして、コメントありがとうございます。どツボにハマって頂けましたか…！正直癖の強い作品だと思っていたので、罷免さんを含め多くの方に評価して頂いている事実に毎度驚愕しております…。これからもちゃんと更新するので、作品共々よろしくお願いします！ (2020年2月29日 2時) (
レス) id: 94b567b340 (このIDを非表示/違反報告)
罷免 - どツボです…更新ありがとうございます！！！ (2020年2月27日 22時) (レス) id: d073c1529e (このIDを非表示/違反報告)
串(プロフ) - はじめまして、コメントありがとうございます。楽しんでもらえるよう、予測できない展開にしようとこんがらがり気味ですが、面白いと言って頂けて嬉しいです！無計画なので変な点もあると思いますが、是非最後までお付き合いください。これからもよろしくお願いします！ (2020年2月27日 20時) (レス) id: 94b567b340 (このIDを非表示/違反報告)
アクトレモン(プロフ) - とてもこの作品が大好きです！！今まで見たことがない展開などとても面白いです！更新頑張ってください (2020年2月27日 11時) (レス) id: 4bdd481c8a (このIDを非表示/違反報告)
串(プロフ) - ウルさん» はじめまして、コメントありがとうございます！会話文だけの夢小説が苦手だったので、情景や心情描写を出来るだけ挟むようにしていたのですが…、まさか読者様の妄想の糧になっていたとは思いませんでした笑 応援とても嬉しいです、これからもよろしくお願いします！ (2020年2月22日 20時) (レス) id: 94b567b340 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：串 | 作成日時：2020年2月15日 20時
