宇井 郡・短編集 【東京喰種】

スケジュール 3 ページ39

CCGから出る前に、更衣室によって鞄を取った。

いつでも帰れる。


もうここに泊まろうかな



｢ゆっくりしていってくださいね｣


｢あ〜、六月さん優しい〜!!｣



ついでに昼食も作ってくれた六月さん


いい人だ…




｢才子ちゃーん!!お昼ご飯出来たよー!!ルイさんもいるからねー!｣




私の名前が出たとたん、２階から大きな物音。


そして、段々近づいてくる。



｢おぉ!よく来たな〜!!｣


｢才子ちゃん、上司だよ…｣


｢久しぶり〜｣



隣に座って食べ始める才子ちゃん



｢あれやりますか姉さん…｣


｢おぉ、いいですな｣



……


｢あーっ!!才子ちゃん強すぎ!!また負けた!!｣


｢ふっ…まだまだよ…｣



なぜかゲームが好き、ということを以前来た時カミングアウトしたところ、ゲームをする事がお約束になった。



そして未だに勝ったことがない。



ピンポーン…



｢お前さんの愛人か?｣


｢恋人すらいねぇよ｣



｢Aさん、宇井特等ですが…｣


｢才子ちゃん、部屋借りるよ!!｣


｢訳ありか!!隠れろ!!｣




鞄とコートを持って物音をたてずに急いで2階に行く。


なぜバレた…



｢どうぞ｣


｢お邪魔します…｣


｢座っててください。コーヒーはどうされますか?｣


｢ブラックで｣





ルイ & 才子



｢いやー、怖いね。追いかけられてたんだよ。本部で｣


｢ストーカーですな… 警察に訴えたか?｣


｢まだ〜｣




部屋に鍵をかけて女子会中



ここまで来ると怖い。

分かってて来たのか、予想で来たのか…



コンコン…



｢宇井特等、帰りましたよ｣


｢焦った｣



────────



リビングに戻ると瓜江くん



｢あ、ルイさん (なぜいる)｣


｢あ、瓜江くん｣



ソファーに座ってくつろいでる。



｢宇井特等が探してましたよ｣


｢うん、ストーカー｣


｢はぁ… (ストーカー?)｣

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