ボーダーライン ［ワートリ］［暗殺教室］

8 雨取千佳 ページ10

『ふんふーん🎵』


あれから､ニ年。沢山の人が旧ボーダーに入った。


私はいろんな人と仲良くなった。



今日は本を買いに出掛けております。




…そういえば､主人公2人のお家ってここら辺だったよな…





…はっ！！会える説！！ワンチャン会えるのでは！！？






と、突然階段から､女の子が降ってきた。






雨取『うわっ！！』
ﾄﾞｻｯ

すかさず私はキャッチ。





『大丈夫！！？』




…わぉ､千佳ちゃんじゃん


千佳ちゃんはひどく怯えている。


…あれ､確かここ…



石の階段…


『あ』


まさかっ…




上を見上げたら､ネイバーがいた。






『…大丈夫だよ』
千佳ちゃんを抱きしめ､ネイバーを思いっきり睨んだ。

しばらくして､ネイバーは､木々の方へと去っていった。





『…もういないよ､大丈夫だよ』



雨取『…あ、…ありがとうございます…』




『私は二宮A！！11歳です！』



雨取『あ…雨取千佳です…8歳です…さっきはありがとうございました…あの､"あれ’’のこと､何か知っているんですか…？』



『オーケー､千佳ちゃんね。うんうん､よくわかんない。だけど､怯えている子を見るとほっとけなくなっちゃって笑』


そう笑顔で言う。嘘じゃない。あれがどこの国から来たのかはわからない。事実あまりわからないんだ。




『いい、千佳ちゃん？また似たようなことがあったら､私にすぐに言ってね。私は千佳ちゃんの味方だから。約束する。私は絶対にいなくならない。あ、電話番号渡しておくね。何かあったら､すぐにかけて』


雨取『あ…はい！！ありがとうございます！！』



あっちに連れ去られた､友達の青葉ちゃん以外にも千佳ちゃんに仲間がいたら､きっと千佳ちゃんは大丈夫だ…





ちょっとずつで良い。私がみんなを救うために暗躍をしよう。
みんなの幸せを創る一歩を。

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