ボーダーライン ［ワートリ］［暗殺教室］

25 空閑遊真 ページ29

『あぁぁぁぁぁぁ…どうしよ〜…』

泣き腫らした目はトリオン体になって誤魔化した。帰りたいけど､また迷ったよ☆黒トリガーは回収。それはよかったのよ！！いや、よくないけどね！！？うん！！
ベイルアウトも距離的にできないし…

遊真『おね〜さん､どうしたの？』


………あ………あ………ゆ…遊真！！？



『あっ…えっ…ﾀﾞｲｼﾞﾖﾌﾞｼﾞｬﾅｲﾃﾞｽ！』


…ついにはこっち側で遊真に出会いました。



遊真『へ〜お姉さん､あっち側の人なんだ〜』


『うん。あ、私､二宮A。Aちゃんって呼んでね〜！』


遊真『俺はクガ・ユーマ。背は低いけど11歳だよ。よろしくね、Aちゃん』

…もちろん知ってるよ！！もちろん！あぁ…かわええ…



遊真『ねぇ…Aちゃん､無理してない？』


『ん？…してないよ〜？』


…あ…いつもの癖が…



遊真『へぇ…つまんない嘘つくね。』


…やっちゃった☆




遊真にはさっきあったことを全て話した。

何言ってもサイドエフェクトで見抜かれちゃうし。


遊真『………そっか。大変だったね……』

ﾖｼﾖｼ


遊真優しい…


『ふふっ…ありがと』


月見｛あ！ようやく繋がった！！｝

ヒャが！！？


『…蓮ｻﾝ…ﾋﾞｯｸﾘｼﾀｯ…』



遊真『じゃあ､これで帰れるね！』


『うん！ありがと！！じゃあ､また！！』


遊真『ん…？また…？？』



私は蓮さんの指示に従って頑張って帰った。超頑張った私を褒めて欲しい。
私は､黒トリガーを回収したとだけ､みんなに伝えた。



みんな私を褒めてくれた。



帰ってきたとき迅さんが辛そうな顔をしていた。


『迅さん！私は大丈夫だよ！！』


私は大丈夫。今までのことはちゃんと乗り切れていない。けどね､大丈夫な気がする。

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