18 高嶺の花 ページ21
No side
ひとりの少女が外を眺めている。今は昼休み。小学一年生という遊び盛りならばなおさら遊びに行くところだが、少女は寂しく外を眺めていた。誰とも話すこともなく、ただ一人きり。
『…いいなぁ…』
少女は生まれつき体が弱く、運動もまともに出来なかった。
それが心臓病だとわかるのは、まだ先のお話で。
ジジッ…
男子『どうせズルなんだろ〜!!』
バカにするように男子が言う。
(…なんで…どうして…そんなこと言うの…私だって…みんなと走りたい。運動したいのに…)
少女は口では言えなかった。涙を流すこともなく。ただ無表情。そして少女は美少女だった。
高嶺の花。
のちにそう呼ばれることとなる。
13歳の頃。彼女は完全に学校に来ることはなくなった。その理由もまた別のお話で。
お先真っ暗な生活に火を灯してくれたのは───
彼らのおかげだった。
少女=彼女=A
彼ら=??
Aside
…どれくらい…時がたったのだろう……意識をいつの間にか失っていた。
ベットの上。横を見ると、色々と置いてあった。
メグちゃんたちかな。クラスのみんなの色紙のメッセージ。花束に、本。本…⁇後で読も((
今、何時よ…
出水『…あ、…A!!?』
…公平じゃん…
作者から
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霧絵(プロフ) - クロノトさん» コメントありがとうございます!感謝です!!いずれカゲは出す予定なのでお楽しみに!夢主をこれからどうするか私は今それで頭がいっぱいです… (2022年11月23日 13時) (レス) id: 2c75a7bc4e (このIDを非表示/違反報告)
クロノト(プロフ) - 夢主苦しい立場に居るなぁ… 影浦とかとは普通に仲良く馴れそう (2022年11月23日 12時) (レス) id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霧絵 | 作成日時:2022年11月5日 11時