チャンピオンの兄は元チャンピオン

事件の真相 ページ3

俺はふと不思議に思った
前日も晴天…事件が起こった日も晴天だった
なのに…なぜ土砂崩れが起きたのだろうか…周りにはポケモンがいなかった…いても土砂崩れを起こせるようなポケモンはいなかった

…人工で起こした
俺は恨まれていた…だからその可能性もあった…不思議と俺は冷静だった

そして土砂崩れが起きたところに行った
…そこには明らかにポケモンの技をぶつけた跡がある…こんなピンポイントで野生のポケモンが出来るわけがない



スグ「兄ちゃん！」
『…スグリ』
スグ「…早く昼ごはん食べよ」
『あぁ』

スグリがチャンピオンになった
凄く嬉しいが…同時に怖い気持ちもある…俺と同じ目に合うのではないかと…

スグ「食堂から兄ちゃんが好きそうなもの取ってきたよ(ニコッ」

いや…絶対にそうはさせない…スグリを守れるなら俺はなんだってやってやる

『ありがとう』

あぁースグリは今日も可愛いな…

『スグリは最近どうだ？』
スグ「変わらないよ」
『…好きな子でも出来たか』
スグ「…気になる子はいる」

は？マジか…そいつ潰す…スグリは絶対に渡さない

『そいつ必ず兄ちゃんに紹介してな(ニコッ』
スグ「え、あ…うん」

スグ「兄ちゃんこそ付き合ってる人いないの？」
『俺か…いないよ』
スグ「てっきりタロかと…あの時のやりすぎたな…」
『タロとはただの幼なじみだ』

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