新ユニット結成！３【小説】

105話 ページ8

.



「はぁ……じゃあ私着替えてくるわ」



更衣室へ向かう。


TRUMPの衣装が懐かしすぎて、自然と笑みが溢れる。



「……よし、できた」



着方は勿論覚えてる。


忘れられないから。



「よし、行くか」



自分の担当のマークをかき、メンバーの元へ行く。
□
ステージの裏方に、メンバーはいた。


………皆、変わってないな。



「よし、来たね。ユキ」


「……ごめン。遅くなった」


「ユキちゃん、覚えてますか？TRUMPの方針」


「覚えてない方が可笑しいよ」


「じゃあ、あずさから言ってこ☆」


「はい、ワタシからな！その1、皆笑顔に！」


「じゃあ私ですね♪その2、私たちの友情をもって！」


「次私！その3、ファンに愛を向けて！」


「私。その4、努力を無駄にせず」


「リーダーいっきます！その5、世界を虜に！」


「「「「「TRUMPを永遠のトップに！！」」」」」

□

「はいはーい！！お待たせ！」


『TRUMP？！久しぶりに見た！』

『変わってないなぁ』

『今日はどんなパフォーマンスしてくれるんだろ〜！』


「リーダーのジョーカー担当、名津留那奈！！皆今幸せかい？」


「ハート担当吾妻美月です。皆様、お久しぶりです！」


「ダイヤ担当西園寺ユキ。今日もクールに行くよ。着いてこれる？」


「スペード担当真月梨華だよ♪私も今日は狼になっちゃうぞ！」


「クラブ担当結城あずさだ！皆笑顔だな！もっと笑顔にしてやるよ！」


私たちが最強な理由は……


『毎日努力は惜しまずにね！』

『あと決まりも守ること！』



『それが私たちがトップを獲るために必要なことだよ』



「じゃあ、これからもTRUMPをよろしく！っとことで、TRUMP復活祭！はっじまるっよ！」


「じゃあまずは私からね。……今まで創ってきた魔法、存分に魅せるよ？」


【西園寺ユキ】

106話→←104話♪

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す