102話 ページ5
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私はアクアセンパイを探していた。
「屋根の上から探した方が早いよね……屋上にいるかもしれないし……よっ」
このジャンプ力は軽いからついたのかな?まあいいや。
「さ、探そっと……って、いたし」
「あれ?ユキちゃんじゃないですか〜どうしました?」
「アクアセンパイ、さっきのあずさで話があるンだ」
「なんでしょ〜」
「あずさ、誰にもワタシたちを越えられないってこと、教えて差し上げますよって言われたンだよね?」
「……はい」
「悔しいンでしょ?」
「な、なんでわかるんですか?」
私は意地悪ににやついた。
「魔法使いだからね♪………あのあずさは、今日しかもう出ないよ。TRUNP復活祭だから、気が強くなっちゃった。もとにもどったら、土下座しにくるよ」
「ど、土下座ですか?」
「うン。まぁ覚悟しといた方がいいかもね。それじゃ」
私は振り返らずに歩いていった。
□
「ただいま」
「お帰リ、ユキ。何話してたノ?」
「別に〜?……夏目、こっち来て」
「何?ン……?!」
「ハァ……唇、奪ったよ♪」
「………ユキ、愛してる」
カタカナじゃない。
……ほンとなンだね。
「ありがとう。夏目」
これを後ろから兄さンたちが見てたとは思わなかった。
:::
「可愛いのぅ♪」
「やっと『ちゅー』しましたね…♪」
「Amazing☆これがまさに愛ですね……☆」
「『良かったわね♪』……君たちと同じ意見だ」
【西園寺ユキ】
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クシナデソーマ(プロフ) - 暗黒ショタコンとーしゃん*さん» いいよー (2018年8月3日 15時) (レス) id: 5c1e0f6f03 (このIDを非表示/違反報告)
暗黒ショタコンとーしゃん*(プロフ) - 更新しまーす。最終話まで終わらせていいかな? (2018年8月3日 14時) (レス) id: 2dfd0d6f1d (このIDを非表示/違反報告)
あぷりこっと@ぜるだぁり(プロフ) - 更新しました。遅くなりました! (2018年7月29日 23時) (レス) id: 966ade018a (このIDを非表示/違反報告)
あぷりこっと@ぜるだぁり(プロフ) - お久しぶりです?更新させていただきます。 (2018年7月29日 0時) (レス) id: 966ade018a (このIDを非表示/違反報告)
歌菜子 - 更新しました (2018年7月28日 21時) (レス) id: f536951616 (このIDを非表示/違反報告)
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