さあ、契約しましょう ページ32
アズールside
『ねぇ、あんた頭いいでしょ』
突然そう言う。
アズ「ええ、まあ努力はしてきた方です。悪くはありませんよ。」
『ならさ、ここの数式教えてよ』
アズ「対価は？」ﾆﾔﾘ
『はぁ？こんだけの事も教えてくんないの？
あんた性格悪すぎでしょ。そんなんだから嫌われんのよ』
アズ「貴方だけには言われたくありません！」
『あー、そっか。んで、欲しいものは？』
よし、この流れはいいぞ。
アズ「ジェイドから、貴方のことについて聞き出す権利です」
『………ﾁｯ』
Aさんは物凄く嫌そうな顔をしながら舌打ちした
『他にもっといいのがあるでしょ』
アズ「酷いですね。僕はただ貴方とお友達になりたいだけなのに。」
『私と友達とか、誰得よ』
アズ「私得です」
僕がAさんと仲良くなれば監督生さんは僕に寄ってこないはず。兎に角今は監督生さんと距離を取りたい。
『私と仲良くなったら不味いんじゃない？
あんた、モストロラウンジのオーナーでしょ。オーナーが監督生サンを虐めてる悪者と仲良かったら売り上げ下がるし、客来なくなるよ。』
アズ「僕の友人と売り上げは関係ないでしょう？」
『あああああああ、ハイハイ。もう勝手にすれば？』
アズ「ふふふ、ありがとうございます」
それから彼女の質問に応えた。
しかし、凄い。
Aさんは監督生さんと同じく、異世界の住民。
それなのに、課題研究の内容は物凄く濃い。
この1年数ヶ月で身につけた知識とは思えないくらい
アズ「貴方って天才ですか？」
『いや、どの部分からそう思ったの。普通でしょ』
アズ「本当に素晴らしいなと思いました」
『胡散臭い』
アズ「まあ、僕の程ではありませんが」
『……うざい』
不思議なものです。
監督生さんと居るよりも、Aさんといる方が気軽に居られる。
アズ「素直ですね。貴方が嫌われるのが不思議なくらいだ。」
『当たり前でしょ。監督生サンの事虐めてるんだから。』
ここまで来ると、彼女が監督生さんのことを"虐めてる"ということも疑ってくる。
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めめ太郎(プロフ) - あんこさん» いや、是非描いてください！大歓迎ですよ！ (2021年5月18日 19時) (
レス) id: fe46b500ec (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - イメが書いてみたいな、、 (2021年5月18日 19時) (レス) id: 810cc36800 (このIDを非表示/違反報告)
ササミ(プロフ) - 微妙 主人公の性格がぶれぶれ (2021年4月28日 9時) (レス) id: 348f5c924d (このIDを非表示/違反報告)
めめ太郎(プロフ) - りあてゃんさん» ありがとうございますm(__)mそれは嬉しいです！ (2021年4月4日 20時) (レス) id: fe46b500ec (このIDを非表示/違反報告)
りあてゃん - ひえ、夢主ちゃんの性格ドタイプです！これからも更新頑張ってください！ (2021年4月4日 19時) (レス) id: ce2cb520b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めめ | 作成日時：2021年3月14日 23時
