男性声優とのSweet Life【歌い手】〜第２章〜

仲直り ページ24

【貴方 side】


アンコール曲も終わり、LIVEも大成功で終わった
ステージから降りて楽屋に続く廊下に行くと多くのスタッフが拍手を送ってくれた


貴「皆さん！今日はありがとうございました！」

歌「俺達がここで歌う事が出来るのは皆さんの支えがあってこそでした」

鎖「とっても楽しいLIVEでした！！」


私と歌詞さん、そして鎖那の３人でスタッフに感謝の言葉を伝えた






するとスタッフの後ろの方に懐かしい姿が見えた



貴「みんな……!!」

神「ユキちゃん…いやBLUEさん、LIVE成功おめでとう」

貴「ヒロＣ…」

達「…歌ってる姿、すげー楽しそうで見てる俺達も惹き込まれた」

祥「あぁ……BLUEの人気があるっていうのも分かった」

浪「そんな俺達はユキちゃんに苦しい思いをさせちゃったね」



１人１人、ポツリと呟いていく

私は涙が溢れてしまった
……この涙は自分が苦しかったという思いよりも、みんなを苦しませていたっていう思いからくる涙だった




貴「違う…っ！私こそ…皆に黙って出ていって電話にも出なくて……私だって皆に酷いことしてるよ……っ！」

遊「もう泣かないで…」


遊佐さんが私の頭を撫でる


鳥「俺達とたくさんの思い出作らなくちゃならないからね？」

前「だから……また俺達のシェアハウスで暮らしてくれないか？」


智昭が切なそうに頼んでくる

私は手を取り涙ながらに答えた


貴「…これからまたよろしくね」

前「あぁ」



周りで見ていたスタッフさんや歌い手のみんなが拍手をしていた

私はいつの間にか笑いあっていた






あの頃のように









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その後、翔太も皆と仲直りをした

すると泣きそうになりながら信長くんとてらしーが謝って来たから笑顔で許した









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皆と仲直りをした夜









また別の歯車が狂い始める────────

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