宮川さん ページ3
桃井side
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お昼休み。
購買に向かう人やお弁当を持って歩く人たちが見られる中、私は廊下の隅である計画を立てていた。
その名も…
【転校生の子をバスケ部のマネージャーにしちゃおう大作戦☆】
そう、今日は転校生が来た日なのだ。
確か名前は…宮川Aちゃん。
まだ情報が少なくて分かんないんだけど、前の学校ではカッコいいって言われてたみたい。
イケメン系女子って感じかな?
一人称は俺で、バスケが好きって言ってたんだけど…大ちゃん知ってるかな?
ということで冒頭部分に戻るわけ。
是非ともマネージャーに迎え入れたい…!!
情報を集める為、私はノートとペンを持ってB組に向かった。
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『部活、ですか?』
昼休み、俺は先生に呼ばれ教室に残っていた。
弁当食う時間なくなる…
先生「あぁ、この学校はなるべく皆部活に入って欲しくてな?宮川は何部に入る?」
『…って言われても…ちょっと時間ください』
先生「そうだな。いろんな部活を見てから決めるといい」
俺は軽く頷いて教室を出た。
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放課後。
外部は嫌だから体育館に来てみたけど…
バスケ部しかいねぇな(白目)←
と思ったらピンクの子が駆け寄ってきてガシッと俺の手を掴んだ。
待っていきなり過ぎじゃね?
そんな言葉は口に出る事はなく、ピンクの子が目を輝かせて言った。
「男子バスケ部のマネージャーやらないっ!?」
『へっ?』
真面目にいきなり過ぎじゃね?←
いやいいけども。ちょうど部活悩んでたからいいんだけど…。
いきなり過ぎじゃね?((
『え、と…君は?』
「あ、ごめん!自己紹介してなかったね…
私は桃井さつき。男子バスケ部のマネージャーやってるよ!
因みに、君のことは調べさせてもらった!
宮川A 14歳。4月8日生まれ。
身長165。体重52。文武両道、テストでは常に学年トップを維持。運動も苦手なものは少なく、趣味はバスケ。前の学校では紳士的な行動が多々あり、イケメン系女子として噂に。女子からの人気が高く、ファンクラブもあった。実は元ヤンで口が荒く、感情的になると本性が表れる((『もういいっ!もういいよっ!?』
『俺だって、君のことはもちろん知ってるよ。情報収集マネージャーとして有名だからね』
桃井「ありがとう!…Aちゃんって呼んでもいいかな?」
『もちろん』
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YUKIKA(プロフ) - 続き待ってます (2022年12月10日 0時) (レス) @page4 id: 342256db66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:陽哉 | 作成日時:2015年12月1日 22時