イケメン系女子はバスケ部に入るようです【黒子のバスケ】 (ページ2)

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噂のイケメン系女子ページ2

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桃井「ねぇねぇ大ちゃん」

青峰「あ？」

桃井「宮川Aちゃんって知ってる？」

全てはこの一言で始まった。

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中学２年、春。

俺はもといた場所を離れ、一人暮らしをする事になった。

理由は簡単、親の都合だ。
仕事がどうの、親父がどうので、俺だけが東京に住むことに。

転校の手続きとかも面倒臭いけど…まぁ帝光中学校に入れるってことで許そう。

なんてったってバスケで有名だからな。
是非とも入りたかった学校なのだ。

だが、やっぱり転校は面倒臭い。

自己紹介しなきゃいけないし、質問攻めにあうし、学校の中わかんないし…

俺は溜息を吐きながら、軽いようで重たい足を職員室へと進めた。

…いや職員室ってどこだよ。←

まぁいいや。
今は朝だし、人いるから声かけよ。

俺はパッと目に入った水色の子に声をかけた。

『あの、すみません。職員室ってどこにあるか教えてくれませんか？』

「っ！？……職員室ですね。それならその廊下を曲がって右側にありますよ」

『ありがとうございます。では』

なんだろ。

凄くビックリした顔してたけど…
声かけちゃまずかったのかな？

そんなことを思いがら言われた通りに職員室に向かった。

「ここが君のクラスだ。合図したら入ってこいよ？」

『はい。わかりました』

職員室で担任に会い、君は２年Ｂ組だと言われたから現在は教室の前にいる訳だが…

心臓が半端ない動きで血を送っている。←

自己紹介何言おうか、質問はどんなのが来るか、など…緊張や焦りが混じって落ち着かない。

「よし、入ってこい」

ｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━!!←

来ちゃったよどうしよう。

と思うも堪えて教室に入る。

『えっと…転校してきました、宮川Aです。趣味はバスケ。よろしくお願いします』

さらさらっと軽い自己紹介を済ませ、席を聞く。

窓側の空いている席と言われたので指示通りに行くと…

『あ、さっきの…』

「おはようございます。先程ぶりですね」

俺に職員室までの道を教えてくれた水色の子がいた。
隣か…なにか縁がありそうだな。

『うん。君、名前は？』

「僕は黒子テツヤです。よろしくお願いします」

『よろしく、テツヤ』

こうして俺の転校初日の生活が始まった。