85.濃いメンバー ページ39
1度バックヤードに戻り、その次のセイリングではジャックさんとファージャさんとだった。
jh「A!一緒に行こう!」
腕をしっかり掴み嬉しそうに歩くジャックさん。
いいえ、私はゲストさんとお話したいです。
なんて言える訳もなく、ジャックさんに引っ張られていた。
fj「ちゃんと仕事せんとあかんで」
そんな姿を見たファージャさんは溜息をつきながら注意する。
ジャックさんは”大丈夫大丈夫、ちゃんとやるよ”と、
信用の出来ないことを言いながらも私を引っ張り続けた。
行くと相変わらずの歓声。
すごい人気なんだなーって思ったりしながらも、
私もこの中の一員なんだな、なんてちょっと自惚れてみたり。
jh「Aー、ちょっと来てー!」
『はーい』
ジャックさんの声が遠くまで聞こえたのか、”ほんまAlove過ぎて気持ち悪いわァ”なんてファージャさんの声が聞こえた。
それを聞いた私は苦笑いするしか無かった。
ジャックさんの元へ来ると、ニコニコ笑うジャックさんと恥ずかしそうにスマホで顔を隠すゲストさん。
『どうかしました?』
jh「A!2人で写って欲しいんだって!」
なるほど、と
2人でポーズをとると、さらに声は増える。
こうすれば周りは喜ぶのか。
それならこれはどうだろうか。
私はジャックさんに寄り添って手でハートの半分を作ってみた。
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作者名:bat | 作成日時:2018年11月28日 17時