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とりあえず、アジト行こう ページ3

「僕の親友を、助けてください!!おねがいします!」

さっきまでのこの子に対しての悪い印象はわたしの頭の中からするりと消えていった。

ぷにぷにしたほっぺた、くりくりした黒目あーあー…涙こらえちゃって可愛いなぁ…

「うんうん…なんっでもお姉さんに相談してごらん…お友達?そうだねぇ…お姉さんのお友達が何か知ってるかもしれないから、お姉さんと一緒にきましょーねぇ!!」

男の子にガバッとだき寄せすごい速さでアジトへ向かう。
ものの3分でアジトに着いてしまった。

「ここだよ」

そう男の子にいうと、あることに気づく。

私 シ ョ タ だ い て る

必死に鼻を押さえ、アジトのドアを開ける。

「おじゃましむゎーす!!依頼人つれてきましたのん!」

「なんだ、騒がしい…近所迷惑だ…?!」

キドさんは呆れながら玄関まで来て私がショタを抱きかかえていることに気がついたらしい。

「おまっ…流石にやばいだろう…誘拐って…」

「…違いますよ、依頼人です。依頼人。」

「依頼人?うちは万事屋じゃないぞ…」

「ええ?!猫探しから殺人事件まで、なんでもお任せ万事屋メカクシダアン!じゃないんですか?」

「違う。全然違う。セトのバイト料でなんとか生活してるただの貧乏だよ。うちは。」

「ええ?!だってカノ先輩、警察の目を盗んでやばいことしちゃう組織なんだけど、何もない日はグダグダしてるって…」

「あいつの言動に騙されないことだ。…まぁ、あいつに頼んで警察署の中嗅ぎ回ったくらいはしたが…」

「充分すぎるくらい犯罪しちゃってるじゃないですか!!」

「能力についてのことを調べるために仕方なくやったことだよ!仕方ないだろう!」

「あのう…」

「「何?!」」

「えっと、僕、おいてけぼり…ていうか、全部話聞いちゃったんですけど…」

「ッ…………………」

「あああああああああああああああああああああああああああああああああ」

「団長!!頭壁に打ち付けないで!!初登場回でキャラ崩壊しないでェ!!」

とりあえず自己紹介→←休日なのでアジト行こうとしたらショタがいた



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ナナモン - 面白いです!続き楽しみにしています!! (2015年1月6日 18時) (レス) id: a938c0aa8e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ウーロン茶 | 作成日時:2014年11月26日 3時

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