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彼女は大人びていた。
言葉も豊富に持っていた。

頭も良く、運動も出来て、憧れの存在であった。


それでも私が桑田を妬まず、出会った小3の頃から卒業まで共にいれたのはきっと私たちが似た者同士だったからだろう。




だが問題があった。

私は愛されたがりなのだ。

特別仲が良いものに執着してしまうところがある。それ故1番になりたいという願望は強かった。



簡単に言うと私は桑田麻里に執着していたのだ。





彼女も私も言葉にしたことはないがお互いがそれなりに付き合いやすい友人だったと思う。



私は昔は感覚でわかってはいたが、理解していなかったことに早く気づいた。








人が人を蔑み、影でどう思っているかを知ってたのだ。





酷いものだった。


ある二人の人物がいた。その二人をAちゃん、Bちゃんだとしよう。



Aちゃんは私にBちゃんの悪口を言ってきた。
Bちゃんも同じくAちゃんの悪口を言ってきたのだ。

だが二人とも顔を合わせればニコニコと笑って昨日のテレビの話をし出すのだ。




その時私は何も思うことがなくただ見ているだけだった。









それに比べ、桑田麻里は違った。


大人であり、低レベルなことはしないのだ。それ故彼女は一人だけ異質であった。彼女も私と同じように周りの人間が理解し難かったのだ。







私たちは本当に楽しんでいたのだと思う。

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魅月 桜花(プロフ) - 弓月さん» そうですね。辛いことがまたあったら相談に行かせてください。あなた様も何かありましたら私は絶対ボードにてお返事いたします。優しいお言葉、本当にありがとうございます。コメント、本当に嬉しかったです。 (2018年6月8日 20時) (レス) id: bb7045b574 (このIDを非表示/違反報告)
魅月 桜花(プロフ) - 弓月さん» 私と同じような環境の方も確かにいるんですね。コメントありがとうございます。偽善なんて思っていませんよ。それに、偽善かどうかは私にとって対して大切ではないのです。どんな理由であり、手を差し伸べてくださっているのですから。 (2018年6月8日 20時) (レス) id: bb7045b574 (このIDを非表示/違反報告)
弓月(プロフ) - 偽善だと思われると思いますが…何かあったら、私にも相談してくれませんか?頼れる人がいるというのが、相談できる人が1人でも多い方が少しでも…あなたの心を軽くできるのではないかと思いましたので…あ、無視してくださっても構いません (2018年6月8日 19時) (レス) id: 32509f2cb7 (このIDを非表示/違反報告)
弓月(プロフ) - 私は今、中学生ですが家族に天才と言われる者が私以外に大量にいます…。私は家族の中で孤立しています。理由は…コメント欄ですし、言いませんが。とにかく、私以外にもそういう方がいると知り、少し心が軽くなりました。 (2018年6月8日 19時) (レス) id: 32509f2cb7 (このIDを非表示/違反報告)
魅月 桜花(プロフ) - 曼珠沙華さん» 実際、この小説であなた様に何かを伝えることができましたから。もし、何か聞いて欲しいことがあったらいつでもボードに来てくださいね。無理にではないですよ。ただ、私はこの小説であなた様を含めた読者様に話を聞いていただいてるので。 (2018年2月28日 16時) (レス) id: bb7045b574 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:魅月 桜花 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/c1f02e14681/  
作成日時:2018年1月22日 16時

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